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子育てSOHOの戯言

仕事という言葉

2004年7月17日 13:30

実は、仕事と言う言葉はちょっと前までものすごく嫌いだったりする。文字通りいけば、「つかえごと」ということで、誰かの下で使われることとなって、SOHOで自己責任で仕事をしているものとしては、基本的にやっている活動は、どれ一個取っても「つかえごと」ではないはずだ。

もっと言うと、仕事をするという事と労働するという事が日本ではイコールになっているというのも結構気に入らなかったりする。仕事のネタを作り出す、トップマネージメント層は現実問題として、誰かにつかえている訳では無いので、彼らは「つかえごと=仕事=労働」をしていないと言うことで、楽してもうけていて、下々の人々は「つかえごと=仕事=労働」をしていて、とっても大変で貧しい。というある種の決め付けが感じられて、とっても嫌だったりする。「つかえない」ってことは、それはそれで、ものすごく大変なのだ。

なので、独立して2~3年は、「仕事」という表現は可能な限り使わないようにしていた。ビジネスとか事業とか商売とか。最近は、ちょっと考えが変わってきて、あんまりこだわらなくなってきた。事業にせよ商売にせよビジネスにせよ、それを必要としてくれて、それを行なうと「ありがとう」ということでお金をくれる「お客」あってのものでしかないからだ。

結局は「お客」というものに仕えているんだから、これらも、広い意味で「つかえごと」なんだろうなぁと。結局の所、純粋な一人よがりじゃ、本当に何にもできない。現実に、上司の代わりにお客に仕えているだけ。そんなに大きく何かが変わっているわけじゃないようだ。より自分の行為が社会に対してストレートに伝わっていることが分かるだけ、風通しが良くて幸せなだけだ。

まぁ、吹雪や強風の時はちょっと痛いけど。

続:子育てってどう?

2004年6月16日 13:30

世間では、よく「子育てに愛情が必要」とか言いますよね。僕は実はまったく必要ないとか思っているんですね。愛情ではなく憎悪を持って放置して虐待しまくれとか言っているわけでもないですんで、そこの所は誤解なく。

自分が二人の子どもを持って面倒を見るようになって、ものすごく思うことなのですが、子どもを育てるのに大事なのは、「子どもに対して真剣にコミットすること」以上でも以下でもないと思っていたりします。真剣にコミットしてくれるのであれば、実は親でも兄弟でも無くてよくて、さらにはその動機が、カネだろうが愛情だろうがそんなに関係ないんじゃないかなぁと。

例えば、お金目当てで、一生懸命その子どもにコミットした他人に育てられた子どもだって、いい子に育っている例はたくさんある。また、施設の職員さんが一生懸命、職業人としてコミットしてきちんと育った子どももたくさんいる。 そう思うと、過度な愛情を親類縁者から注がれて、挙句にちょっとしたことで、一家心中だの、おかしな虐待だのに巻き込まれる子供達も少なくない。それの免罪符が「愛情」となっていることが信じられない気がする。

大事なのは、親の愛情ではなく、大人の真剣なコミット。そう思うと、自分の子どももさることながら、周りの子どもにもきちんとコミットすることはできると思う。極論だけど、子育てに愛情はいらない。まじめに子どもと向き合って、コミットして行く考え方だ。 その延長で愛情が生まれるのであれば、それはそれでいいと思う。裏返せば、生まれてすぐ、自分の子どもを「かわいい」と思えなくても良いはず。かわいかろうがかわいくなかろうが、淡々と大人として子どもにコミットするだけのことだ。

変に子育てを感情論とか感覚論にして「抱きしめれば解決」というスタンスはとっても無責任なのではないんだろうか。

まぁ、子育てパパ暦も短いんで、また何年か経ったら考えも変わるかもしれないけど。
ちょっと、最近の子どもを巻き込むニュース~心中やら撲殺やら~を見るたびに、子どもと大人の関わり方を考えてしまう。そんな雑感メモ程度ということで。

子育てってどう?

2004年5月15日 13:30

子育てSOHOをやっていて、一番嬉しく、一番悩ましいのが、子育てそのものです。
男の子育てという部分もあいまって、皆さんの関心もここにあるのか、良く聞かれます。

子育てをしながら仕事をしていて、良く思うところですが、「子育ては嫌いだけど、託児の費用がもったいない」、とか、「保育所の空きが無いからSOHOです」というかたは、SOHOは辞めた方が良いです。(もうはじめてうまく行っている方は良いんですけど...。)悪いことは言いません。仕事と子供の相手の両方を一所で行なうのは、尋常ではないストレスになります。虐待でニュースになるより、お金をかけて預けて仕事をして下さい。保育所の空きが無ければ、そういう制度が整っている地域に転居して預けて下さい。真剣に仕事をすれば、その程度のコストは簡単に賄えます。というか、SOHOでやるより儲かります。
おまけに世の中随分進んできたんで、こういう制度は整ってきています。

最近思うのですが、子育てと、雪ってすごく似てるんですね。

ある日やってきて、一定の期間がきたら無くなって、ってところから見ても、雪と子育てって似ているんですよね。(一般的に子供は親より先に無くならないけど、子育てって行為は、一定の時期ですぐになくなるでしょ)
回数をこなすと対処方法もそれなりに分かってくるというのも、同じです。

でも、重要なのは、雪国で生活するという事を考えた時に、やっぱり過剰な道路の雪を除ける除雪というのが必須のように、子育て中の家庭では、過剰な子育てをどこかに除けないと仕事には全くならないというところです。
そういう点では、雪国生まれの人は雪が嫌いで、奇麗に除雪して、かつ雪が降らないことを望みますよね。
でも、ちょっと考えて下さい。雪を待ち望んでいる人種もいますよね。そう、スキーとかスノボー好きな人々です。そう、ウィンタースポーツという楽しみです。雪があるからこその楽しみです。
実は、子育ても具体的に何とは言えませんけど、その「子育て」でしかできない楽しみというのもあるんです。この楽しみを楽しみと思えるようになれば、子育て自体はそれ程嫌いにならないはず。スキーだって嫌いな人は嫌いなように、子育ての楽しみもどう頑張っても好きになれない人もいるでしょう。

子育てが好きで最低限の除雪(除子育て?)でSOHOができる人は、どんどん子育てSOHOになれば良いかと思います。出張とか営業とか本当のワンポイントだけ除雪して下さい。
でも、キレイに除雪をしてくれないと生活できないやって人(家族)は、託児所にでも預けて仕事をして下さい。でも、子供も人間ですから、休みの日ぐらいは一緒に遊んであげましょう。
ちなみに、私は今年は下の子も入れて、すこし余裕ができた感じもします。とはいえ、子育てをしなくて良いってのも、それはそれで少し寂しい感じです。

続:お金の話

2004年4月14日 13:30

先の話で、いかに子育てSOHOが儲からないかという話を書きました。実際は僕がシゴトべたで儲からないだけなので、ただの言い訳なのですが、こういう疑問も出てくるでしょう?
「だったら、なんであんたは子育てSOHOやってるんだ?専業主夫でもやってればいいじゃん。」

この答えは非常に簡単な話で
「自分が望む社会を作るため」
という事に行き着きます。
どんな社会を作りたいかというと、そのうちの一つが、「お金が適切に回る社会」を作りたいと思っています。

僕にとって、お金というのは、「もらうもの」でもないし、「あげるもの」でもないし、ましてや「ためるもの」でも「浪費するもの」でもありません。お金は「ありがとうの記録」だと私は思っています。
何か相手に対して価値のある行為をした時に、本人が直接相手に、その価値相当のお返しをすれば良いんだろうけど、ニーズが違うとか色々な理由で直接お返しができない場合、あなたは私に対して良いことをしてくれましたという証拠として、渡すものがお金だと思っているんですね。
そう考えると、基本的に、お金持ちというのは、多くの人に対して良いことをしたのに、自分に対してそれに見合った良いことをしてもらっていないから、記録としてのお金が減らないだけだし、貧しい人は、基本的に相手に対してありがとうと言ってもらえるような事をしていないから貧しいというだけのことに過ぎません。
僕は、元々お金ってそういうものだし、今後もそういうものであるべき何だろうなと思っています。
自分の持っている能力で、十分に他人に対して「ありがとう」と思ってもらえる行為を効率的にするためにはSOHOってすごくお金を実感しやすいし、反対に他人に対して、ありがとう代を簡単に直接払えるというのが非常に心地よいと思っています。

くどくど書きましたが、要は、社会は徹底した「受益者負担」であるべきというのがその思いです。それを実際の行為として体現するためにも、子育てSOHOというのはとても丁度良いスタイルだと思っています。なので、世間的に儲からないけど、個人として喜んで実践していけるスタイルでもあります。

「寝てるだけでぽっとお金が入ってくる」という広告の類で、「これこそSOHOライフ」とかいうメールが飛び交っていると、ムッときますね。差し上げるものは差し上げて、受け取るものは受け取る。これが基本的な社会のルールです。

お金の話

2004年3月13日 13:30

SOHOをはじめたいあなたへ。子育てSOHOになる動機は、お金ですか?
だとすれば、SOHOになることを私は全く勧めません。家にこもって仕事をして得られる収入から経費を差し引いた額、いわゆる所得ベースで考えると最悪です。そういう意味では労働効率は著しく悪いです。
ちなみに、うちは3年やって、ようやくトントンです。表現を変えると、これで所得0です。実際やってみると気がつくのですが、直接受け取る現金はサラリーマンの頃とさほど大差はありません。
要は、会社の頃「俺の仕事が会社にピンはねされてる!その分も自分の財布だ!」と思っている方はなんかでも、子育てしながらだと、どうしてもそんなに沢山シゴトがこなせないんで、仕事単価が上がっても仕事量が減るんで、金額的にとんとんになります。

「だったら、いいじゃん。しかも家にいられるんでしょう?」

という声が聞こえてきそうですが、実は、サラリーやパートは色々天引きされても、所詮はそれだけで済むんですね。SOHOをはじめると言う事は、独立事業主になると言う事ですから、サラリーの時代にはかからなかった、色々な出費がかさみます。
様々な事務用品の費用(うちは紙とプリンターのインク)、通信費(サラリーの頃に比べると実に5倍)、諸交通費(うちの経費の30%!)、継続的に仕事を獲得していくための、接待交際費(接待交際費は独身の頃の飲み代程度に戻ったくらい(笑)、それでも、当時は人生かけて飲んでましたんで馬鹿になりません。)やら宣伝費。
こうした費用は、全部とは言わなくても、大部分は企業に勤めていれば、会社のほうで補填してくれたものです。おまけに、接待交際費や宣伝広告費の類は、結構継続的な仕事をSOHOとして取り続けるためには必須です。

なので、子育てSOHOというのは金銭的に決して豊かにはなりません。
下手をすると家計の手助けどころか、家計の足を引っ張ります(^^;
そして家事もおろそかになって、大事な家族間でのいざこざのもとになります。

なので、家にいる時間もったいないから、子供が寝ている間にちょこちょこっと自宅ができることをやって家計を助けよう!なんて思って、SOHOをはじめちゃうととんでもない事になっちゃいます。
お金のためにそんなことするんだったら、ちゃんと子供を外に預けて、パートやらバイトにいきましょう。正社員の職場は少なくても、案外パートとかバイトは見つかるもんです。

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