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お酒の話

グレンモーレンジ

1999年7月15日 23:00

大学時代の先輩Kさんが、毎度のように泊まりに来たときのお話です。
いつもは科学哲学談義にふけって寝不足になるパターンです。
泊まりに来るときは、いつも遅く来るので、その辺のコンビニで ビールかって、ちょっとのんで、はいオヤスミってパターンが多い のですが、めずらしく、私も仕事が早く終わり、私の家にPM8:00に 二人で集合。
K「うーん。たまに何処か飲みにでもでますか」
F「何処にします?」
K「Fさんは、いつもどんなところで飲んでますか?」
F「めんどくさいので、手近で済ませますか」
で、近所のバーへ。
行くと滅茶苦茶混んでる混んでる。
戦場のよう。
F「空きある?」
M「二人?」
F「うん。」
M「じゃ、奥。空いてるから」
Kさん、面食らった様子。驚きながらも、お店の奥へ。
F「騒がしくてすいません」
K「いえいえ、Fさんはいつもこういうところで飲んでるんですか?」
F「まぁ、お金がちょっとあるときは」
M「なににするの?」
K「あ、ここは、どういうものが人気があるお店なんですか?」
M「まぁ、バーボンとかカクテルが良く出るかなぁ」
F「で、私はここで、いつも違うものを頼む(笑)。で、今日は何を隠してます?」
K「隠してあるとは?なんか、常連専用の秘密のメニューでもあるんですか?」
M「いや、常連専用と言うわけじゃないんですけど」
F「まぁ、ここじゃあんまり売れんけど、マスターの好みのお酒を仕入れているのだよ」
K「ほぉ」
M「で?なににする」
F「モルトはなにか?」
M「うーん。厳しいところつくねぇ」
F「無いの?」
M「あるんだけどさぁ」
F「なに?」
M「封切りなんで、もったいない....。」
F「ラッキー。それに決定!」
ぶつぶつ言いながら、奥の棚から、一本のモルトウイスキーを持ってきた。
K「いや、何が出てくるんですか?一杯、一万円とかの高級なものですか?」
F「そこまではとらんでしょ」
M「はい、グレンモーレンジ18年」
F「さぁ、開けた開けた!」
M「はいはい。あ、連れの人はなに?」
K「え?え?」
F「同じもの飲んで見ませんか?」
K「あ、はい」
F「つうこって、2杯」
M「はい」
低い足つきのシンプルなグラスに、琥珀色の液体が。
K「いや、なんか、高級そうですねぇ。私に分かるんですか?」
F「分かると思いますよ。さすがに」
取りあえず一口。
K「いや、これは美味しいですね。私でも分かりますよ」
お店の喧騒を忘れて、二人で、珍しく一言も話さないで 黙々と飲むという、不思議な状態になりました。

良い酒は沈黙を生む。

国稀

1999年7月 5日 23:00

北海道は増毛町(ましけちょう)の国稀酒造の銘酒「国稀(くにまれ)」。
道北のお酒は、自分の生まれ故郷のお酒のせいか、自分の味覚に良くあう。
でも、全国区の知名度という点では、旭川の男山や札幌の北の誉に劣っているのが悲しい。産地自体の知名度の差が大きい気もします。

で、そんなこんなが産んだ悲劇(喜劇?)をご紹介。
大学時代の友人のEK氏から聞いた話です。

友人は北海道人では無いですが、就職してからも、 毎年のように北海道に通う北海道フリーク。
かれが、一人の上司に皮肉を込めて、この国稀を持ちかえったのが その原因に.........。

EK「部長、お土産です」
部長「ほう。国稀か。旨そうだね」
EK「いやぁ、部長のお口に合いそうな良い酒を探すのも苦労しましたよ」
部長は、ご機嫌。お酒にうるさい中年オヤジだそうで。
この国稀のラベルには、
「増毛、国稀」
と産地もデカデカと書かれたものでした。
ま、とうぜん、その部長の頭は、年なりに寂しくなっていたそうで。
ちなみに、このEKはその部長が嫌いで、軽い皮肉の意味で、この増毛の国稀を送ったのでした。
が、この時点では、この人、若い部下からお土産、しかも大好きな日本酒をもらったという事で、そんな事には微塵も気がついていませんでした。
で、その他に、同僚や先輩に一通りお土産を配り終わったころ、ある女子社員が 部長が抱える一升瓶に気がつきました。
その目には、国稀のラベルが。
そして、大きな声で爆笑しながら
「EK君、ぶちょーに、増毛(ぞうもう)のお酒なんかあげるなんて」
で、そこにいた一同連鎖大爆笑。
EK「いや、それは、ましけという北海道の地名で........。」
と、しどろもどろに説明。
すでに時遅し。
部長は怒りのモードで、しばらく、この部所は、 地獄のような職場になったとか。

お酒の贈り物は気をつけましょう。

ネグローニ

1999年7月 1日 23:00

カクテルビギナーのころ、いつも飲んでいたカクテルです。
作り方は簡単。カンパリとスイートベルモットとジンを混ぜるだけ。
味は結構行けるんですよね。

まぁ、当時は、味も確かめずに、色々、カクテルに使うお酒を 買い漁っていました。
で、家に帰って、色々カクテルを作ってみるわけです。
個人的に味が苦手なので、少しづつ使わなくなったのが、この2本。
カンパリと、ノイリープラットのスイートでした。
とはいえ、どっちも結構有名なカクテルに使われるので、ついつい 1Lビンを買ってしまったのでした。
で、余りに余って困り果ててました。
そんな時、カクテルの本を立ち読みしていると、「ネグローニ」というのが 目に付きました。なんと、カンパリとスイートベルモットの両方を、 結構たっぷり使うカクテル。
しかも、手間いらずのビルドで作れる。

いえにかえって、早速挑戦。でも、マズそう。だって、カンパリの味と スイートベルモットの味のミックスなんて想像するだけで。
でも、色はなんとなく渋くて良い感じ。
で、一口。
これは美味い。

その後しばらく病みつきに。
で、一ヶ月もすると、見事に1Lあったカンパリと ノイリーはすっからかんになりました。
人と人の組み合わせも分からんが、酒と酒の組み合わせも分からん。
これがカクテルの面白さなのかも。

G3&iMAC

1999年6月10日 23:00

タイトルを見て、おんやぁと思った方も多いはず。
どっちも、アップル社のPCの名前ですから。

テキーラ一気で有名なOさんが、名古屋に来るというので、 かの有名なDonjuanで、二人オフ会を開く事に。 まぁ、私は少し先に行ってご自慢のBOLSバレリーナボトルを眺めつつ ジンやウォッカをなめておりました。

F「なんかゆっくり飲めて、強いカクテルありますか?」
強いカクテルというとどうしても、ショートカクテルになってしまうし、 普通のロングカクテルだと、軽いのでサクサク飲めてしまうので ピッチが早くなるし、Oさんを迎撃する上ではどうしても 今のうちはセーブしないとと思ったわけです。

M「分かりました」
というや否や、裏の厨房へ
M「りんごある?」
とりんごを持ってカウンターへ、手際良く、りんごを切り ジューサーを用意。
リンゴジュース?
といぶかしげに見ていると、ウオッカ登場、リンゴの入ったジューサーへ ざぶざぶと注ぐ。 リンゴとウォッカを皮ごとクラッシュ。
で、最後にきれいに濾して、氷の入ったロックグラスに注いで完成。
M「どうぞ」
一口飲むと、なかなか飲み口が良い。が、確実に強い。
M「これならゆっくり飲めますよね」
F「確かに」
それだけ言葉を交わすと忙しそうに仕事をはじめる。
ふと、ネームが気になって、マスターに聞いてみる
F「このカクテルの名前は?」
M「G3」
F「じーすりー?」
M「そうです」
F「え?ひょっとして、マック?」
M「そうです。あのG3」
F「へぇ、でも、なんで?」
M「リンゴを使ってるでしょ」
F「ああ、なるほど(笑)」
M「ちなみに、iMACってカクテルもあるよ」
ここで、私のハートはすでにiMACへ。
が、ここで電話が。Oさんが近くまで来てるとの事。
迎えに行く。

で、再びOさんをつれて、再登場。
一通り挨拶を交わして、飲みを再開。
横でOさんが飲み始めるをほとんど無視して
F「iMACください」
M「はい。かしこまりました」
今度は、ゴールデンジャーというリンゴのリキュールを使ったカクテル。
赤黄青ときれいなグラデーションがあのカラフルなiMACを彷彿させる。
F「じゃ、いただきます」
また、上から下への味のグラデーションも、これまた楽しい。
うーん。アップル恐るべし。

あ、オフ会はどうだったかって?
いつものとおりでした。テキーラ一気もしっかりやったし。

エルドラド

1999年6月 5日 23:00

かなりマイナーなカクテル。まぁ、夢のあるネーミングのカクテルですが、 レシピは単純。テキーラ、レモン、そして蜂蜜。これをシェークして、 大きめの氷の入ったロックグラスに。そして、オレンジのスライスを 太陽に見たてて、添える。
グラスの中に現れた、ちょっとした、黄金郷だ。

ちなみに、作るのが結構めんどくさいのも事実。一番のネックは 夕日の黄金色を奏でる蜂蜜だ。これがないと、このカクテルは成立しない。
が、普通のバーじゃ置いてない。で、自宅で作ろうとすると、 シェーカーに蜂蜜がこびりついて、離れなくなる。
どうしたものか。

で、行き付けだったお店にて。
毎度のごとく、研究サボりで飲みに来ている。
一杯目のジンを10分近くかけてのんびり飲んでいると
I「なんか今日はぼんやりしてるねぇ」
F「そぉかい?」
I「心ここにあらずって感じだね」
F「そぉかい?まぁ、どっか遠くへ行きたい気分だけどねぇ」
I「どこかねぇ」
しばらく沈黙。
いつものように、一杯目のジンを空けて
F「エルドラド」
I「何処そこ?」
F「いや、国の名前じゃなくて(笑)」
I「なんかカクテル?」
F「うん。そう。なんか、そんな気分だし」
I「レシピわかんないんだけど」
F「テキーラ・蜂蜜レモン」
I「蜂蜜ないなぁ.........。うん、何とかするか」
F「ほぉ」
で、バックバーで何やらこそこそと、カクテルを作り出すマスター。
チラッと、ドランブイのビンが。
F「ほぉ。ドランブイに肩代わりさせるの?」
I「ばれたか」
で、シェークして、大きめの氷の入ったロックグラスに。
そこにみかんのスライスを添えて。
I「こんなんで、勘弁して。チャームポイントはみかん」
と、目の前にグラスを持ってくる。
F「うーん。どれどれ」
飲んでみると、結構行ける。でも、なんか違う。
テキーラの風味が見事にドランブイに侵食されてる。
F「なんか違うぞ(笑)。美味しいけどさ」
I「美味しいなら、問題なしでしょ。」
F「エルドラドってよりは、侵略された南米大陸って感じかな(苦笑)」
I「なんで?」
F「いや、何ちゅうか、ドランブイが。やっぱ蜂蜜じゃないと」
I「そんなにいうなら蜂蜜持ってきてよ。いつでも作るから」
F「絶対だな?!今度持ってきてやる」

この約束はまだ実行していません。今度不意打ちで、蜂蜜買って持って行こう。

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