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お酒の話

かみふっこリキュール

1999年8月11日 23:00

私が短い間でしたが過ごした上富良野町というところの 地場産品(いわゆる一村一品というやつ)です。

まぁ、もっともこの土地に住んでいるときは、私は高校生でしたから こんなお酒の存在などまったく無関心であったわけですが。
この富良野盆地の土地にはそれなりの思い入れというか、色々な 思い出が詰まっていますし、この時代が自分の今の進路の原点に なったのも確かです。
いまでも、自分の家の窓から見える日の出公園のラベンダー畑の美しさと、 その向こうの十勝岳連邦の山並みは、日本で一番美しいと信じているくらいです。

その後、網走に転出し、札幌の大学に進学。
長らく、この土地に足を踏み入れることはありませんでした。
そして、就職。某放送局の旭川支局に配属されました。
ふと、懐かしくなり、休みの日に、汽車に揺られ 上富良野へ一人降り立ちました。

そこで見たものは、すでになくなった、昔の住まいの跡地。
観光客向けに、変えられた町並み。
正直に言って、私にとっての昔を語れるものは何も残っていませんでした。

なんとなく、うすら寂しい気分になり、
「もう帰ろう」
そう決めて、駅へと足を運びました。
歩きながら、ふと入ったのが酒屋。
汽車の時間までまだ間があるので、少し物色してみました。
うすら暗くて、あまり人の居ないお店でしたが、
初めて入った店内は外から見た以上に広く、 お酒もそろっていました。
ついでに、店内を物色していた私の目に入ったのが
「かみふっこリキュール」というPOP。
当時、一村一品など珍しくもなんとも思わなかったのですが、
手ぶらで帰るのもなんだし、と、買ってみました。
で、おまけで、小さなショットグラスをもらいました。

帰りの電車、ほとんど貸し切り。行儀悪くも、昼から、つけてもらったショットグラスを使って、かみふっこリキュールをちびりちびり。
流れ行く車窓を眺めながら。
たしかに、細かな町並みは変わったかもしれない。
でも、毎日通学中眺めて続けた、この車窓からの風景は 相変わらず美しかった。

しかし、このネームセンス何とかならんのか?かみふっこって...。 上富良野産って事を強調したいんだろうけど......。 せっかくのうまいリキュールが売れんぞ。

クレーム・ド・カシス

1999年8月 4日 23:00

個人的にカクテルをはじめたい人とかに、これのミニチュアボトルとか ハーフボトルをよくプレゼントします。それぐらい簡単に、これを使った カクテルが作れるからです。
いろんな道具そろえるより、こいつ一本買ったほうが手っ取り早いですな。
技能うんぬん以前に、無難な味に仕上がるし。
(最もプロの腕で作られたものは、もっと美味いですが)

札幌地下街の愛用のお店で。
毎度のごとく、ゼミ終了後、Aさんと連れ立ってウインドウショッピング。
グラス30円、イタリアワイン500円という安売りをAさんが見ている間に、何の気なしに、奥の棚を徘徊。
シンプルなボトルが不自然に。ラベルの雰囲気はワインですが。
ん?と思い、手にとって見ると、クレーム・ド・カシス。
あまり見ませんがかなり美味しそうです。
奥の棚のジョーヌのVEPにも惹かれましたが、今日はちょっと、これがよさげな気分です。
A「えふぅ。買うの決まった?」
F「ああ、これにする」
A「え?ワインは私が買ったよ」
F「これ、ワインじゃないよ。クレーム・ド・カシス。リキュールだよ」
A「ということは、なんかカクテル作ってくれるの?」
F「OKOK」
A「じゃ、道具とってから来る?」
F「これ使うのは、あんまり道具いらんよ」

で、彼女が白ワインを2本、私がこいつを一本とソーダを買って、そのままぶらぶらとAさんのお家へ。
で、家に着いて、料理をごそごそはじめるAさん。
A「実はアサリがあるんだぁ。ワイン蒸を作るね」
F「おおお。ラッキー」
A「ゼミの勉強でもしてたら、時間かかるし」
F「そうだね」
勉強をしていると、厨房からAさんが
A「ちょっと飲んでみて」
と2杯のワイン。
F「どしたの?」
A「どっちが高いワインだか忘れたから、味見て調べて」
F「あのねぇ...............。」
でも、飲んでみると、どっちも辛口だけど、確かに片一方があんまり美味しくない。
F「こっちじゃないの?」
A「そぉかぁ。じゃ、こっちを料理に使うかぁ」
F「つうか、その美味しくないほうも飲んじまおうよ。カクテルにして」
A「じゃ、良いほうは今度ということで........。」
F「今度があればね(笑)。さて、グラス頂戴」
さて、買ってきたクレーム・ド・カシスの出番です。
まずは、ストレートで味見。
むむむ。美味い。カクテルにするのがもったいなくなってきた。
A「じゃ、ワイン蒸も出来たし、いただきますか」
F「ですね。」
A「お酒は何から?」
F「まずは軽く、カシスソーダでいかがでしょうか?」
と、さっさとカシスソーダを作る。
A「美味しいねぇ。これ」
F「でしょう。なかなか、良いカシスにあたったよ」

で、食後。
A「で、残ったワインの処理は?」
F「へへへ。これも、このカシスが処理してくれるよ」
A「へぇ」
で、再びグラスを取り出し、残った白ワインを注ぐ。
そこに、クレーム・ド・カシスをちょっといれる。
で、くるっとバースプーンでステアして、キールの出来あがり。
F「どうぞ」
A「ほー。なんてカクテル?」
F「これが有名なキール」
で、キールの薀蓄がスタート。が、話を聞かずに、飲むAさん。
一言。
A「これ美味しいね」
ま、これが正しい飲み方ですね。
結局このカシスもとられちまった記憶が..........。

シングルトン

1999年8月 2日 23:00

F「いやぁ、もう一枚?には参ったよなぁ」
M「ほんと、笑えましたよ」
などと、地下鉄で、さっきまでいたブラジル料理屋での 出来事を、ちんたら座談しながら岐路についていました。

カレコレ半年ぶりくらいの東京での仕事に出てきて、 後輩のMとHとブラジル料理屋で、死ぬほど食わされ、 もう何もいらんという気分のときです。

M「行徳のお店いきます?」
F「いいねえ。時間も時間だから、軽く一杯ね。」
M君、気を使ってくれてありがとう。
お言葉に甘えて、行き付けだったバーへ。
で、お店に一歩。

F「相変わらず込んでるなぁ」
W「あら、いらっしゃい」
F「お久しぶり」
W「なぁんだ。生きてたんだ」
F「そりゃぁ」
でも、知ってる人は、このWさんくらい。
Wさん忙しいのか向こうで調理に熱中。
も一人は知らんひと。
店員「何になさいます」
F「あ、えと、なんかモルトを」
M「ソルティードッグを」
店員「かしこまりました」
で、二人でしばらく、ゆっくりと酒を味わう。
忙しく動くWさんが私のグラスを見るや、
W「Fさん、今日はモルトですか」
F「ええ」
店員を捕まえて、Wさんが
W「このひと、最強の酒飲みだから、そこのカスクの棚の酒、全部出して」
F「...........(呆然)」
店員「分かりました」
F「(ぉぃぉぃ、わかるなよ)........。」
で、次の瞬間、私の目の前に、モルトのボトルが、6本。
グラスが6個。
隣の席にいた女の子二人組みがクスクスと笑い出す始末。

で、駄目押しがM君の一言
M「あ、このソルティードッグが空くまで飲んでください」
ちなみに、M君、お酒が弱いので、半永久的にお酒のグラスは空きません。

で、ここからペースアップ。開き直って、グラスを空け出す。
店員「本当にお強いんですね」
F「いや、そんなことはないんだけど......。」
店員「次はこれですね」
と、勝手に注ぎ出す。
そろそろ4杯目にかかろうかというとき、満腹感から、げっぷが.......。
ブラジル料理の味。
店員「つぎはこれですか」
と、赤いシングルトンのラベルを突出す。
F「.........」
このときのシングルトン、もはや味があんまりわからず。
シングルトン飲んでるんだか、ブラジル料理の味をもう一回味わってるんだか。
酔いより、満腹でグロッキー。
今度の出張は、リベンジだな。うん。

NIKKA MY BLEND KIT

1999年8月 1日 23:00

うーむ。最近ブレンデッド・ウイスキーに密かに凝っている。
基本的には、素材の味がするお酒が好きなのだが、素材の様々な味のハーモニーを楽しむというのも、なかなか捨てがたい。
こうなってくると、自分でそのハーモニーを奏でたくなるのが人情。
(だから、カクテルなんぞはじめてしまったのだが......。)

そういう人にぴったりなのが、これ。
田舎の酒屋で、このセットを見つけた瞬間から欲しくて欲しくてしょうがなかった。
で、そのお店の中を2周3周。まさに挙動不審者。
在庫の有無が良く分からず、店員に
F「これください」
店員「のしはどのように致しますか?」
F「ほえ?」
店員(不信げに)「お持ち帰りですか?」
F「はい」
なんか、悪い事でもしている気分。
確かに、これの包装、贈り物にぴったり。
自分で買うもんじゃないんだろうなぁ。

で、なんとか購入し、家に帰ってわくわく開封。
モルトが2本、グレーンが1本、そして、メモリ付きのミキシングボトルに テイスティンググラス、で、小冊子。思わず、小冊子を読みふける。
ブレンドについてとニッカについての薀蓄が。期待が膨らむ。
まず、それぞれをテイスティング。
私の大好きな野趣あふれるニッカ余市モルトから、スッキリとしたニッカオリジナルグレーン原酒まで。うーむ。美味。

次に、心に分量比を決め、ミキシングボトルにそれぞれを注ぐ。
なんか、昔していた化学実験のときのような気分。
同じ混ぜる行為とはいっても、カクテルを作るときとは全く別。
なんというか、お酒と直に向き合う瞬間。
元の原酒が美味いので、まぁ、多少いいかげんでも美味いウイスキーになるのだが。
しかし、納得行く味はなかなか出来ない。面白いものである。
こうして、F's Blend Wiskyを求めて、日夜ブレンド三昧が始まる。
いつになったら出来る事やら。

今日も混ぜるか。

ファイティング・コック

1999年7月21日 23:00

いまだに解けぬ謎が一つ。
研究も順調、バイトも順調、基本的には言い事づくめ。
でもなんとなく気分がブルー。そんな日に、いつものバーに行くわけですが。
相変わらずの空いているバー。
I「Fさん、なんか今日は元気ないねぇ」
F「そぉ?」
I「うん。おとなしいしね」
F「いつもおとなしいじゃない」
I「変な注文をしない」
F「じゃ、変な注文をするかなぁ」
I「なに?」
F「ブルーな気分のときに飲む酒」
I「うーん」
で、しばらく考え込んで、出てきたものはきれいなカクテル。
F「これは、余りにも芸が無いぞぉ(笑)ブルームーンじゃん」
I「やっぱり、だめ?」
F「だめだめ(笑)」
I「うーん。もうちょっと、なんか指定ちょうだいよ」
F「ブルーなときに飲んで、ハートが元気になる酒」
眉間にしわが寄るIさん
I「あんまり変わらんじゃん」
F「いや、俺的には変わったの」
そのとき横から他のお客が
客「Iさん、あれがあるじゃない」
I「ああ、なるほどね」
F「あれとは?」
I「Fさん、バーボンいける?」
F「まぁ、いいけど」
で、出てきたのはショットグラスに注がれたバーボン。
F「これ何?」
I「これ、ファイティング・コック」
と、ボトルを私の目の前に。
F「で、これと、私の注文との繋がりは?」
I「いや、きまってるじゃん。ねぇ」
と、お客とくすくす笑っている。
結局、何がどうなのかわからずじまい。
この、理由わかる人います?わかる人はメールで
答えを教えてくれると嬉しいです。

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