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お酒の話

ユニカム(UNICUM)

2001年12月19日 00:00

ネットで知り合った古からの友人ってのも結構いるもので、さらに言えば、 そうして知り合った方でも、疎遠になっている方もいるもんです。
別に仲が悪いわけじゃないんですよね。
私がバンバン引越しするわ、日本全域飛び回って仕事してみたりするわと 無駄にばたばたしていて、ネット初期に知り合った方は得に疎遠になって たりします。
依然このお酒の部屋の「ジン&トニック」のコーナーで紹介した 「とりあえずジントニ」の名言を残したKさんも決して例外ではなく、 かれこれ、3年以上お顔を見ていない状態でした。
風のうわさでは、「赤口」を「しゃっく」と呼ばせて喜んでいた上司に 愛想が尽きて、六本木でバーテンダーとして人生再スタートしているとのことでした。

で、今年の春からの仕事で、何故かやたらと六本木に行く機会が増えたので、 ちょっと連絡を取ってみようと、ふる~いメールのログを掘り起こして、 メールアドレスをチェックし、携帯電話の番号を送り付けて返事を待つと すぐに返事が返ってきて、お店の場所と勤務時間をチェック。
で、次の出張の時に早速、顔を出してみました。

F「しばらくやね」
K「そうだねぇ。もう3年くらいかな?」
F「もうちょっとたってるくらいだよ。結婚して以来あってないもん」
K「今、愛知県だっけ?」
F「そうそう」

などと、近況を他愛も無く交換。まぁ、喉が渇いたので、スコッチのソーダ割を 注文して、のんびり。
結構忙しい店らしく、その後はKさんもばたばたとお客のお相手中。
第三セクターの職員が今や立派なバーテンダー。
次々と、カクテルやロックなどを用意していく様は、ちょっと、かっこいいぞ。
小一時間ぐらいすると、ちょっと、暇ができてきたよう。

K「わるいね。折角来てもらったのに、あんまり相手できなくて」
F「いえいえ。ちゃんとバーテンダーなんだと実感してますよ」
K「あいてるけど、なんか飲む?」
F「せっかくだからなんか作ってよ」
K「どんなのがいい?」
F「最近弱くなったしなぁ....。珍しい薬草リキュールを使った、ゆっくり飲めるやつ」
K「相変わらず、変な注文だね(苦笑)」
F「よろしくぅ~♪」

バックバーをにらみ、丸っこい瓶をむんずとつかみ、カクテル作り開始。
首をかしげながら、何度か試飲。なんか、上手く行ってない模様。

K「ちょっと、これでどうかなぁ。試してみて」
と、首をひねりながらカクテルを出す。
F「どれどれ」
と、試飲。ちょっと、苦みが残って美味しい。
F「美味しいじゃん」
K「苦すぎない?」
F「いや、平気。美味しいと思うけど」
K「もう少しさっぱりする予定だったんだけど....。」
F「いやいや。僕の口にはこれが合ってますよ」
K「そういってもらえると」
F「ところで、どのリキュール使ったの?」
K「これ」
と、目の前に丸っこい瓶が出され「UNICUM」ってラベルに書いてある。
K「結構苦みがあるんだよね。上手く消せなかったなぁ」
F「いやいいぇ、この苦みがいいんでしょ。ストレートで頂戴」
K「リキュールをストレートで飲むのは相変わらずだね」
F「当然でしょ」

あ、オチが無い.....。

雪原の舞

2001年9月15日 00:00

札幌出張の都度つるんでいるQ誌の記者さんのKさんと、また、毎度のごとく 延々と、科哲トークを炸裂さていた。
F「ちょっと、喉を潤しながら話しましょうか」
K「あ、じゃぁ、そこの千歳鶴直営店にしましょう」
F「はーい。了解です。行きましょう!!」
店の暖簾をくぐり、生中を2つ。ぐびぐび飲んで喉を潤す。
最近のもっぱらのトークは、量子力学とFの存在確率と、データマイニングの 結果を演繹的に求める方法の議論だ。なんやら、やたら硬そうだが、 K氏と私の間では、最もお気楽お気軽トークだ。で、その合間に、お酒の 議論も時たまする仲だ。なんせ、私の仕事のネットコミュニティ(お酒データマイニング)で知り合った人だ。
ある意味では毎回オフ会みたいなもんだ。

ビールを飲み終わった頃、K氏が
K「Fさん、これ飲んでみません?」
F「ほう」
と、いいつつ、個人的にはあんまり気が進んでいませんでした。
千歳鶴の日本酒ってあんまり私の口に合わないものが多かったので。
彼の指が指し示しているお酒が「雪原の舞」
K「北海道産の酒造好適米からできてるんですよ」
F「そりゃめずらしい」
吟風という北海道産の酒造好適米。食用のお米なら「きらら397」なんかで 全国的に認知されているお米もあるけど酒造好適米とは。
酒好き&地元好きとしては、飲んでみないことにはと注文。
さすが記者だけ会ってK氏、詳しい。ひとしきりうんちく。
待つこと10分。
ようやく店のおねーちゃんが、もって来る。
注がれた「雪原の舞」。
まずは香り。
吟醸酒ならではの吟醸香がたつ。
飲み口は、山田錦で作ったお酒に良く似ている。(って、酒造好適米だから あたりまえか)
けっして、他の酒造好適米から作った吟醸酒に劣ることの無い味。
K「どう?おいしい?」
F「うまいよ。北海道の米産業の未来も明るいよ」
K「道外の酒造メーカーなんかも結構引き合いはあるらしいんだよね」
F「酒造好適米業界のきららになって欲しいよね」
と、その後は、北海道の米とお酒の話で盛り上がったとさ。

サラブレッド

2001年7月15日 00:00

最近仲良くお酒を飲む、お役人のAさん。札幌出張のたびに呼び出してはお酒を飲む日々です。このお役人さん、通称がアンソニー。実に深い謎です。なぜアンソニーなのか?その秘密を聞き出すべく、ワールドカップで沸く市内の中央部によびだし、A氏と、地下街で待ち合わせ。で、仕事が込み合っていたらしく、遅刻のお電話。なじみのバーで、いっぱい(けして杯が一つという意味ではない)引っ掛けて、待ち合わせ場所に再び登場。
ほろ酔い気分で待つこと5分。
合流。
A「さて、どこに行きましょうかね」
F「どこにしましょう?あてなく呼び出してます(笑)」
A「ちょっと、行ってみたいところがあるんで、そこにしましょう」
F「ほほう」
A「2度、店の前まで行って満員ではいれなかったんだよね」
F「それは期待が持てますねぇ」
ということで、つらつらとアンソニー氏にくっついて目的地へ。
そこのお店は、「本気」とかいて「マジ」と読ませるえらい狭い居酒屋でした。
F「うぉ。込んでますねぇ」
店員「カウンターでよろしいですか?」
A「いいよ」
F「取りあえず暑いからビールですね」
と、生中2つで乾杯。なに食いましょうかねぇとメニューを見ていると
「毛がに 1杯 380円」
というクレージーな料金体系が。
F「これってどうなんですかねぇ....。」
A「そりゃ、やっぱり、密輸でしょ。取りあえず頼んでみます?」
待ってる間に、ビールごときはあっさり無くなってしまったので、 お酒を、チョイス。
やっぱ地元の地酒だよなぁ。とみていると「サラブレッド」という、 ふざけた名前のお酒が。
まぁ、カニに馬って、実に北海道的だなぁと、深く考えず注文。
まぁ、アンソニー氏もサラブレッドだしな。と、頼んで飲み始め。
たわいない会話(これからの北海道経済なんてたわいも無い?)を 延々としていると、ついに登場!380円毛がに!
ビックリ!!でけぇ。
F「で、でかい...。っすね」
A「ホントにでかいねぇ。こ~んな小さいやつかと思った」
食ってみる。
おおお。結構身が詰まってる。旨いです。
A「やっぱ密輸だよ。み・つ・ゆ。ぜったい、ム○オが捕まったら 二度とこんな値段で食えないよ(笑)」
F「頑張れ○ネオですかね(笑)」
ということで、札幌に行ったら、すすきの某所のの「本気(マジ)」を 探してカニとサラブレッドを楽しみましょう。

イエーガマイスター

2001年5月15日 00:00

最近じゃ、だんだん珍しいお酒というのも減ってきまして。
別に本みたく絶版になるとかそういうんじゃなくて、単にお酒の金額とかがリーズナブルになって、普通の人が普通に買えるようになったんですよね。で、昔はバーじゃないと飲めないような、ちょっと珍しいお酒ってのも簡単に手に入る。

このイエーガマイスターもその一つ。四角いビンに鹿の絵に赤十字。まさに薬草入りの薬用酒。初めて飲んだのはやっぱりバー。大学院も出て、ちょっとお酒に詳しくなったばかりの頃でした。
千葉のバーでいつものK氏とカウンターで。
F「なんか珍しいリキュール飲みたいなぁ」
K「あなた、まだ珍しいの飲みたいの?」
K氏はお気に入りのボウモアをお楽しみ。
K「そんな色々つまみ食いしてちゃいかんよ。僕みたく1本でいかないと(笑)」
と、ショットグラスを軽くかがげてみせる。
K「ま、そういうところがFらしいんだろうけど」
F「何がそういうところじゃ(苦笑)」
まぁ、趣味でも仕事でもすぐ飽きて転職しまくるその後の人生を思えば彼が正しかったわけだ。
F「まぁ、いいや。マスター。薬草系のリキュールってなにかあります。あ、アニス系は勘弁ですよ」
マスター「うーん。これなんてどうです?」
と、四角いビンが登場。十字架っぽい絵が目に残った気が。で、グラスについでサッとしまわれてしまった。
F「これなんですか?」
マスター「イエーガマイスター」
と、なにかそっけない。
F「ふーん」
とりあえず口をつけてみる。
K「飲んだことある味?」
F「ないよ」
K「お気に入りの味?」
F「当然!」

と、その場では美味しく飲んでめでたしめでたしなんですが、その後がこまった。
お酒の名前を失念。バーに行ってもたのめない。ビンに十字架のある緑っぽい四角いビンの薬草リキュールじゃ誰もだしてくれない。
その後三年ばかり飲みたくてしょうがないリキュールでした。
でも、くだらぬことで解決。おととしの新春。酒の量販店。
リキュールの売ってるコーナーにポンと無造作に、置いてあるじゃないですか。
ビンに十字架のある緑っぽい四角いビン。
買って飲んでみたら、あの味。
その後は簡単でした。酒名もデザインもあっさり分かるし。でも、気がついたら いろんなバーですでにおいてあるもんなぁ。

でも、昔珍しいお酒が珍しくなくなっちゃうのって嬉しいんだか嬉しくないんだか。

相生乃梅

2001年3月15日 00:00

いいのか?発売前の酒をコラムにして......。
と思いつつも特権を享受したことを自慢したいので書く(笑)

先だって、仕事でWebを作った相生酒造さんに営業の途中で回った時のことです。 相生さん担当のA君と私で、他の営業先を回ったついでに 次の打ち合わせのために寄らせて頂いた時のこと。

A「こんにちはぁ」
相生Bさん「あ、そうそう、ビンでしたね」
と撮影用のビンを用意。そう、このときは単純に撮影用のビンを 取りにきただけでした。で、速攻で帰る予定だったのです。
が、手持ち無沙汰で待つ私に、
B「あ、例の「夢の音色」飲んで見ます?」
仕事中を忘れ、思わず
F「はい」
で、同行しているA君の白い視線を横目に、わくわくとお酒が来るのを 待っていると、なんと、ピンクの「夢の音色」と白い「夢の音色」が登場。
B「えーとですね、こっちが売っている夢の音色で」
と、ピンクのほうを指し、
B「こっちが、火入れをしていない生の「夢の音色」です」
と白いほうを指しました。
で、まずは、市販のほうから試飲。
ちなみに夢の音色の日本酒度は-23度。激甘のお酒のはずですが、 意外と酸味があってフルーツのような味わい。
今までのにごり酒とは一風違った味わいです。
次に生酒のほうを試飲。
こっちは、うん。個人的にはこっちの方が、好きな味。
とはいえ、生は冷蔵保存でも1週間しか持たないとか。

そうこう、夢の音色で楽しんでいると、フラスコに入った 液体を社長がじきじきに持ってきました。
社長「Fさん。こちらもどうですか?」
F「これは何のお酒ですか?」
社長「そこの撮影用に持っていっていただくビンのお酒の原酒の一番いいところです」
F「頂きます」
この辺で既に仕事のことは忘れている私。
一口で、思わず真剣になりました。
本当に美味しいのです。というより、大吟醸でありながらフルーティじゃない。
世のトレンドで大吟醸というとワインのようにフルーティなものがもてはやされる中、 なんとも思い切った日本酒らしさを前面に出した味わい。
社長「どうですか?」
F「これは美味しいですね。でも玄人向き過ぎませんか?」
社長「だからFさんにおだししたんじゃありませんか(笑)」

おだてたって何も出ませんよ。
といいつつこういうコラムを書いて御礼ということで。
ちなみに今度新発売される「相生乃梅」という大吟醸です。
発売日は秘密ですので、皆さん相生酒造のサイトをチェック していてくださいね。

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