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お金とか仕事とか

スカイマークのサービス・コンセプト

2012年6月 3日 14:04

なんだか賛否極端な感じの評価が多いのですが(どんなものかがわかんない人は、ググっていただくか、この辺のBLOGでも)、個人的には賛成でも否定でもなく、むしろ、こんな企業であっても建前のきれいごとの「お客様は神様です」なんていう姿勢をかなぐり捨てて、ここまでの文章を書いてお客に配布するまでに、色々な意味で追いつめられた社会ってのは、悲しいなぁというのが、正直な感想です。

ヒューマニングなんて言うのを研究している立場なので、お客様は当たり前に神様ではなく一人の人間ですし、サービスを提供する会社の中の社員でもバイトでもなんでも、一人の人間でしかないわけです。お金を貰おうが貰うまいが、まずは、その人と人との対等な接し方は、お客だろうが客室乗務員だろうか社長だろうが、対等なわけです。
その範囲で、一方が他方を、おかしな論理(「客」なんだから何でもあり的な)で圧倒しようってのは良くないですし、多分そんなことが積み重なって、あんな文章を書いてしまったんだろうなぁと想像がつくわけです。

個人的に、働く人はこれを会社が明示してくれて、ずいぶん働きやすくなったんだろうなと思う。クレームにどこまで対応すればいいのかも分からず、自分が分かっていてもお客は分かっていないから納得しないで右往左往しながら、クレーム処理をする羽目になったりしてたんだろうな。たぶん、こう書いてくれれば、自分の能力外の接客はしなくても良くなっただろうし、本来業務に専念もできるようなったんだと思う。その空いた余力で安全な運行へのより一層の注力もできるんだろうと思う。
クレームは財産で、クレームに対応することで新しいサービスが生まれて業績が上がるってのは確かに本当。でもね、そんなクレームに耐えられない人だってたくさん世の中には働いているし、その人にはその人の働きようがあるもんだと思う。
市民活動センターは地域のあらゆるよしなしごとのご意見を頂かないと、そもそも問題発見ができないので、スタッフには申し訳ないですが、クレームはバリバリ受け付けています。でも、誰が受けても、まずはかなり凹みますけどね。
ちなみに、本当に建設的なクレームを言いたいなら、本部への電話で十分。そのほうが、むしろ真摯に取り上げて組織としてそのような事態が二度とないように対応もしてくれるもんだ。その方が冷静に、問題解決の手法を考えることが出しますし。変な話、相手も人間ですから、怒鳴りつけられてその相手に役立つことを進んで考えようという気にはそうはならないもんです。

きっと、日本中の会社や組織は「本当はうちもこれぐらい書きたい」って思ってると思う。そうしてあげることで、働き手が楽になって、よりいっそうの別のサービスに注力できて、総体としていいサービスに生まれ変わるなら、そうすべきだと思う。
でも、そんなの、お客だって自分へのサービスを提供してくれている相手を普通に人として最低限思いやっていてくれれば、あんな文章は書かなくてもいいし、本来そういう世の中じゃなかったっけ。「金払ったんだから何でもやれ」ではなくて「自分のためにサービスを提供してくれてありがとう」と思って生きていくことが大切なんだよね。たぶん。
そういう、お金じゃない人や世界とのつながりを意識できるかどうかが大事なのであって、お金なんてのは、その上で初めて役に立つし価値を持つし使えるもの。

そんなことを考えると、金の授受の前に相手も一人の人間なんだって思いやらない社会の発露がここまで来たんだなぁと思うと、悲しくなってくる出来事だなと。

税金だって売り上げだって、大事な誰かのお金なわけで。

2012年5月17日 10:05

なんだか、公務員の刺青騒動がメディアに踊っていますが、民間の企業だってそんなに好ましいことではありませんよ。社員が刺青しているのって。
これに限らず、公務員だからこうでなきゃいかんという議論が多いのが個人的には気になります。常に付きまとうのは、公務員は税金で飯を食っているという話。ちなみに、個人的に公務員批判をするときでも議員批判するときでも、「彼らは税金で飯を食っている」というのは、僕は個人的には絶対に使わない。

なぜなら私企業だって、不特定多数の方からお金を頂いて仕事が成立している。もっと言うなら、頂いたお金より、少ない金額でサービスを構成してお買い上げいただくのだ。だからこそ、僕らはお金がたまって給料がもらえてご飯を食べれる。
変な話、特定の企業相手のBtoBの企業だって、その先の会社が不特定多数のユーザーがその商品を買ってくれるから成立しているのだから、全ての私企業はどこまで言ったって、不特定多数の人が構成している社会というものに食わしてもらっているという事実は変わらない。
なのだから、不特定多数に気遣って、その職業にあった身なりをしたり、立ち振る舞いをしたりするのは、当たり前だ。そんなの、公務員だからとか私企業の社員だからとか、基本的には関係ない。

公務員も、そういう意味では、いい仕事をしているという自負があれば堂々とすればいい。確かに、公共サービスってのは、ある種、購買拒否ができない集団(議会やら投票やら)で作るDIY商品みたいなもので、民間のように特定の理念に向かって商品やらサービスを作りこむのが難しい側面はある。選ぶことができないって性質もある。
でもね、多くの人がその商品を買うのに払った金額以上に、そのサービスを享受してるんだよ。本当は。そこが私企業と圧倒的に違うところ。極論だけど個人で自衛隊とか警察とか消防って持てる?
持てる位払っている少数の人と、まるっきりそれに満たない金額しか払っていない大多数の人が、同じ商品を買えるんだよ。

その公共の商品の品質を問うのはかまわないと思う。でもね、税金で食ってやがるというけど、その税金はメディアに踊らされて騒いでいる人々の分は本当に些少で、対価主義で行けば全く見合っていないって事実はまず考えようよ。
むしろ、税金で食ってるかどうかじゃなくて、行政マンとして、どれだけの見識とプライドと能力で働いているかこそ問うべきなんだよ。民間だって、そういう仕事ができるやつが支えているんだと思う。

大切なのは、税金で食ってるとかどうかじゃなくて、全ての働く人が、その職業の意義と価値とをしっかり認識して、自己を高めて全力で働くかってことだけだよ。
職業に貴賎なし。それを忘れちゃいけない。前にも書いたけど、あるのは、「その職を実施する人がその職業において必要な倫理観と能力を持たず、身勝手にその職を振り回すという行為をするに対して、その人が賎である、という話」なのだ。

公文先生、喜寿おめでとうございます。

2012年1月21日 10:04

ご存知の方はご存知でしょうが、私は弊社のマネージャー以外に色々なことをやっております。その中の一つに、多摩大学情報社会学研究所の客員研究員と言うのがあります。こんなのでも、実は学徒の端くれで、数年に一回、忘れた頃に情報社会学の論文を出していたりします。
で、昨晩はそこの所長であられる、公文俊平先生の喜寿のお祝いにいってまいりました。
変な表現ですが、公文先生がいらっしゃらなければ、日本のインターネットの受容のあり方はずいぶん違ったものになったんだろうなぁ、と思います。それこそ、昨日の喜寿の会にお見えになった面々は、内々の会で人数は少なかったのですが、学者だけではなく、実業界や官界で活躍されている方々もいらしていました。(そんなところの末席とはいえ出席資格があったのか不安ではありますが。)
公文先生の表の業績やらなんやらは、そう言うえらい人々に解説してもらうとして、私も公文先生に多いに影響を受けた人間でありますので、私的なお話でも。

この業界に飛び込む前に、インターネットの技術的なバックボーンはさておき、社会学的視点で勉強できる一冊がないかと、探し求めたら「情報文明論」という公文先生の著作に行き当たり、なかなか手ごわい本でしたが読了して考え方を叩き込んでみたのが始まりといえば始まりです。

その後、JCCに勤めて動画配信事業の担当をやっていたのですが、そこのトークショーのゲストになんと公文先生がおみえになって、ご本人に始めてお会いしました。本の手ごわい印象があったので、どんなおっかない教授がくるのかちょっとビクビクしていましたが、笑顔が魅力的な初老の紳士でそのギャップに驚いたのを覚えています。
で、著作を読了した旨のことを申し上げたら、
「君すごいねぇ。書いた僕が読んでなよ。何かいたかあんまり覚えてないし(笑)」
などと、ジョークを飛ばし緊張していた若造の僕をリラックスさせてくださいまいた。
そればかりか、配信の中では、PCは出来てもビデオのタイマー録画ができないとか、自虐ネタを交えつつ笑いが絶えない不思議なトーク番組になってしまいました。

その後も、当時の社長の鞄持ちでGLOCOMにもお邪魔していましたし、いく度かお顔を合わせる機会なんかにも恵まれて、仕事をする上で、影響を確実に受け続けてきました。
独立してからも、田舎にいても東京や最先端事例とつながりたいと思いCANフォーラムにいれていただいたり(オマケに大暴れしてご迷惑をかけてやめたり(^^;)、デジタルニューディール事業のお仕事をいただいたりと、考えて見たら直接的にも間接的にも大恩人であります。

私のような非才なものが、客員研究員にしていただいて、どれほど公文先生の活躍に貢献しているか疑問ではありますが(キレまくってご迷惑は巻き散らかしてますが(苦笑))、今後ともご健勝で益々ご活躍していただければと祈念しております。
公文先生、本当に喜寿を迎えられ、おめでとうございます。

と、iPhoneからエントリーをいれてみました。公文先生がお仰るとおり、時代は変わったなぁ。ほんとうに。

名刺交換している相手にスパム報告ってどうよ

2012年1月12日 09:03

昨年から本格的にFaceBookなるものを活用してます。実はSNSは基本的に嫌いで、ソーシャルメディアと言われる中ではTwitterが一番住み心地の良い空間なのだけど、仕事の都合なんかもあってビジネスユースで使っているわけです。なので、私の場合はビジネスの場で出会った方への友達申請が中心なので、勢い交流会等で名刺交換をされた方に友達申請をします。
変な話、利用ポリシーは人それぞれなので、私の方が四の五の書くことではないとは思うのですけど、名刺交換をしている相手というのは名刺を交換した時点で面識があるわけです。原則として。ましてや、名刺を交換するというのは「後ほど連絡を下さいね」、もしくは「何かあったら連絡つくようにしましょうね」、という意味なんだと思うんですけど。
で、昨晩、幾名かの名刺交換をされていた方に友達申請を行ったところ、あなたの友達申請がスパム報告という連絡が来ていますということで、一瞬アカウントが使えんくなってしまいました。

利用ポリシーがそれぞれだということは納得してますから、プライベートオンリーだという方もいらっしゃるでしょうし、ホントの身内しか嫌だという方もあるでしょう。でも、それって、友達申請を承認しなければいいだけなので、スパム報告するほどの事ではないと思うのですけど。むしろビジネスで名刺を交換してそんな事をするのであれば、相手を確認してあるわけです。
極論すれば「はぁ?あいつ人と連絡とりたくて人に名刺渡しておいて、連絡しようとしたら拒絶どころか、警察に連絡かい?」という感覚なのですが。公私切り離したいとかそういうのは、その方の勝手ですけど、それで面識のある人を捕まえてスパム報告に至る発想が理解できません。
ちょっとビジネス云々以前に、人としての姿勢を疑います。「名刺を配る」という行為と「ネットで連絡をつける」という行為は、本来、現代ではリンクしているものだと思います。申し訳ありませんが、今回スパム報告をされた方の会社とは、今後一切の取引は致しませんし、お客様紹介もいたしません。

面識のある方にしか友達申請していないので、ちょっと朝からびっくりした一件ということで。

働く意味を考えさせられた一年でした。

2011年12月31日 20:23

今年は、自分にとって自分が思っていたのと真逆の一年になってしまいました。
そろそろ、市民活動関連は手を引こうと思っていたし、アイリンクかどうかは別にして営利な本業を追求しようと思って始まった一年でした。結構本人的には、粛々とその方向で準備をしていました。

3月11日14時46分。愛知の自宅にいても分かる揺れでした。その直後は、多くのICTを職にしている方々と一緒で、Twitter、FaceBook、その他のSNSで情報の収集発信を無我夢中で行っていました。
その数日後からは、NPO愛知ネットが運営している市民活動センターの職員であるという立場から、支援活動で最大限役に立つ方向を考え行動してきました。NPO愛知ネットという枠組みから、いろいろな依頼事項を受けたりもしました。依頼を形にするのに、ここ数年不義理をしていて、正直、どのツラして顔合わせるんだという相手にも、頭を下げてお願いをしてきました。でも、そんな方々こそ全力で支援活動をされていて、そんな私のお願いであっても、会社を傾けててでも、という気合で協力もしていただきました。
6月、NPO愛知ネットの中の戦力の枯渇の中、本来、自分では手を引こうと思っていた市民活動センターのセンター長を引き受けました。多くの人たちが色々な形で支援している中、彼らの穴を埋めるのも大事な支援と考え引き受けました。そのため私個人のコンサル事務所の正規のお客様であるアイリンクアンジョウハーツプロジェクト磯田園製茶など、多くのお客様にご迷惑をおかけする形になりましたが、私のお客様、市民活動センターやNPO愛知ネットのスタッフ、地域の皆様のご理解とご協力で、無事半年を過ごしました。
特に、アイリンクのお客様各位、スタッフ、北口社長には大変感謝しております。

非営利な市民活動センター業務にシフトをした半年でしたが、むしろ、営利事業や働けることの意味を、深く考えさせられた半年でした。被災地支援が進む中で、働ける喜び、家族とともに暮らせる喜びの本質を、被災地支援から帰ってくるスタッフの話から真剣に考えさせられました。
多くの人ときちんとつながって、そのつながりの中で多くの人の役に立ち、その見返りでお金いただき、また役立ってくれた誰かへの感謝の念で気持ちよくお金を使える。そんなサイクルを普通に回せる平和な国、平和な地域ということを改めて実感しました。また、それを簡単に回せるだけのものを持っているのに、勝手に回さないで不幸だ不幸だと語る人たちもたくさんいる国や地域。そんなところに住んでいるんだなとも実感できました。たぶん、募金をすることなんかより、被災地に、再びそういうサイクルをしっかり作れる地域を作ってあげれることが復興支援なんだろうなと思っています。

僕ら一人ひとりができることは少ないけど、共につながる、それぐらいはできるんじゃないかと思う。被災している人々と直接つながらなくても、直接つながっている人とつながって、その人を通じてそのサイクルの一部になっていく。そんなことを意識して、来年も幸せな仕事をして行きたいと思います。
でも、つながる僕がしっかりしてないと共倒れ。がっちりコンサルタントとしてビジネスをしていきましょう。頑張るぞ。

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