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2015年11月のアーカイブ

虐殺器官

2015年11月28日 16:30

言葉にとって意味がすべてではない、というより、意味などその一部に過ぎない。(中略)ぼくらには明瞭に意識も把握もしようがない、呪いのような層の存在を語っているのだ。(P.225)

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臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度

2015年11月22日 15:06

いや、国家財政とかは自分の領分外なので無視してましたが、こういう視点で戦争を読み解くのも興味深いです。
世論の問題、メディアの問題、統帥権問題等々あるけれど、民主主義国家が金を付けるという最後の歯止めを、特別会計でぶっ飛ばしてしまうって、こういう地味な制度の抜け穴というかアリの一穴を甘く見てはいけないんでしょうね。反戦で憲法って騒ぐのもいいけど、憲法の埒外にもいくらでもこういう最後の歯止めを、壊す制度設計は寝転んでいるように思う。
デモで騒ぐ暇があれば、こういう細かな制度の穴を埋める活動の方が重要だなぁと思う次第です。


ハーモニー

2015年11月19日 16:32

かつて人類には、わたしがわたしであるという思い込みが必要だった。(P.326)

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大雪山: 神々の遊ぶ庭を読む

2015年11月15日 15:08

今の私のインドアと飲んだくれぶりばかりを見ている人は誰も信じないと思いますが、小学校の担任の影響で高山植物が割と好きで、登山も結構好きだったりします。特に大雪山系は、父も山歩きが好きだったので、いつの頃からかちょくちょく親子で登山してました。母と兄は興味がないらしく、2人で登ってましたけど。
なんで、この本をFBで知人が紹介していて、北海道出張した時に速攻で買いました。近所では売ってませんでしたが、北海道の旭川の本屋では平積みでしたんで探す手間もなく。

大雪山をいろいろな角度からいろいろな方が論じていて、非常に面白いです。雪、由来、登る、描く、と大雑把に四つのテーマ。個人的には北大出身ってこともあって、雪というテーマと、自分が昇るので、登るのテーマは非常に面白く読みました。また、由来や描くのテーマも、へーって思える話もあって一冊しっかり楽しめました。
道北の最大の恵みである自然の代表格、大雪山に興味のある方は是非ご一読を。


史記 武帝紀

2015年11月11日 17:15

うーん。面白かったです。武帝が武官や文官、そして大いなる匈奴という敵国と切磋琢磨しながら強くなって行きそして老衰していくという一代記。北方さんの筆致で、無味乾燥な古文が、生き生きとした戦国小説に早変わりです。
面白いは面白いのですが、一度彼の歴史小説を年代順で通読してみたいなぁと思ってきました。そんな時間はあるんだろうか。


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