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2013年12月のアーカイブ

久々に教育とか家庭について。義務教育への主張みたいな。

2013年12月12日 12:46

今日TVをみていると、体罰についての話題をやっていて、体罰ない教育ってのは学校と教師だけで実現できるもんじゃないんだろうなと。
そもそも、体罰を振りかざさなくても授業が成立するようなしつけを家庭がきちんとしていなければ、そもそも不可能なわけで。で、全家庭でそれが成立するのは無理。
その上で、体罰以外の方法は、ドイツでやるように家に帰らせる権利を教師が有することぐらいじゃないかと思う。が、そういうしつけをしない崩壊した家庭に帰れってのも、子供には酷な気もする。

個人的には小学校はわりとあのままでいいと思うんだな。変な話、家庭でのしつけのみでは成し得ない集団の中での学びを、結構システマティックにできているので。サルが人になるプロセス感はかなり驚きでしたし。
ただ、中学校は疑問符のつく状態です。そもそも、9年の義務教育は何のためにあるのかということなのです。国家が税で教育を施すというのは、「国民国家の国民として相応しい知性を身につけるため」、というのが究極の答えのはずです。であるならば高等教育への受験とは切り離されてしかるべきで、確実に日本国民なら身につけておくべき内容であるべきです。
現代の日本という国の国民国家の骨格は何かといえば
1.自由主義経済
2.民主主義政治
3.科学技術立国
の三つに集約されます(異論も多々あるでしょうが、私はそう思っています)。
肉付けは色々あるでしょうが、この三つがあればこそ現代の国際社会でそれなりの地位を保ち、わりと安心して海外旅行にもいけるというものです。

体罰無き中学教育は以下になすべきかといえば
1.卒業に年限を設けない。
2.中学校卒業まで公民権は付与しない<子供のまま。
3.出校停止処分は教師の一存で行なえるようにする。
4.出校停止処分が妥当かを審査する機関を別途用意する。
5.教師の承諾がなくとも警察の介入を可とする。
ぐらいの改革が必要かと

あと、当然、今、中卒済みの方々も当然、卒業試験を受けなおしてもらって公民権の有無を確認します。
(ちなみに中学校の仕掛けと高等教育は平行してよいと考えています。こちらは随時書いたり語ったりしているので省略します。)
端的に、大人としての権利が欲しけりゃ、一定の知性を持ちなさいということです。今のままだと公民としての基本的知識がなく権利だけを食いつぶすフリーライダーは減りません。べつに、知識があるだけで十分だとは思いません。ただ、殺人兵器をあんな簡単なテスト一つで渡すような素敵な国家ですが、それでもテストぐらいは必要だという最後の建前はあるわけです。だったら、そういう諸権利を担保する国民国家における公民権こそ、しっかりとしたテストの上で渡さなければいけません。
誰もが中卒になれる社会のせいで、学校が荒れて、体罰が必要だとか、いじめが発生するとかいうなら、本道に帰って制度を再設計すべきです。

小中学校は、公民権を国民に付与するための教育機関だからこその義務教育です。高校受験の予備校ではないという、本道に立ち返れば、多くの問題はたちどころに霧消すると信じます。
ちなみに、公民権がなくとも労働はできますし給与をもらえます。選挙権だったり各種の権利が限定されるだけです。たぶん、児童生徒と保護者に関する多くの法改正や、年齢に関する法改正がたくさん伴うかとは思いますが。

いつまで昔は良かったとか過去の自分の体験を是認して、壊れた制度を直さないと、多くの子供の未来はないし、日本の未来もなくなります。ノスタルジーは捨てて、古い制度は勇気をもって捨てましょう。

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