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2012年7月のアーカイブ

社畜と下請け

2012年7月23日 14:43

変な話ですが、会社員の方で社畜と呼ばれて気分のいい方はきっといないと思います。変な話ですが、私もよく使います。なので、私のエントリーやらFBやらTwitterをみて気分を害されている方もいるんだろうなぁとおもいます。
でもですね、個人的には別に必ずしも悪いことではないんだろなと思って使っています。会社に対して滅私奉公のように働いている人のことで、ある種自分の主観を交えず、会社を是として真剣に仕事をして報酬をもらう人なわけです。
本来、勤めている会社という仕掛けがしっかりしていれば、それが、社会にすばらしい価値を生み、多くの人を幸せにするわけです。ということは、世の中にある会社という仕掛けが優れていて、働く人ががっちりみんな社蓄であれば、それは実にすばらしい世なのではないかと思うわけです。
現実は、会社に仕掛けを作る経営者にもろくでもないのがいて違法行為を社畜にしれっとやらせたり、社畜になれない気質の人間がいて社畜すらできないという社員がいたりするわけです。(すら、という言い方は適切ではありませんが)
僕なんか、その後者の典型なわけで。

似たような、なんとなく蔑まれている立場に、下請け、というのがあります。助成金とかで元受になれるように、いろんな脱下請けのための支援がころがっています。なんというか元受に滅私奉公して、自主性のない、意味不明な部品作りに四苦八苦しているイメージかなと。なんとなく日本の地方が元気がないのは、下請けメインで元受会社がないせいだと言われてきています。
その昔、北海道をその視点で調査したことがあります。驚くなかれ、北海道の全企業のうち下請け仕事をメインとしている企業比率が非常に低かったんですね。そのとき平行調査対象として、愛知県を選んだわけですが、尋常じゃない数の下請企業があるわけです。
そのときの、調査の結論は、「元気のない地方の企業群は下請けメインだからということではなく、下請けすらできない企業群だからだ」というある種冷酷なものでした。
実際に、色々な連携プロジェクトをお手伝いしましたが、結局、多くの下請け仕事をがっちりこなす企業連合で作ったAnjoHeartsProjectが、最も簡単にものになっています。

で、社畜と下請けって似てるんだろうなと。社畜もちゃんとできない奴が、起業だのマネージメントだの地域社会だの語っても、案外知れるってことなんだろうなと。なので、社畜呼ばわりされているサラリーマンの皆さん、もっと自身を持って仕事をしていただければいいのではないかと思います。むしろ社畜呼ばわりされないで、社内でいろんなことを斜に構えて、まじめに働かないほうが恥ずかしいことなのですから。

そりゃ一番いいのは、社畜のように働いて経営者のように思考できる社員ですけど、そんなの普通に勝手に創業しちゃうでしょうしね。そんなないものねだりはしませんよ。

オスプレイ配備について思うこと

2012年7月23日 14:02

なんか、話題になってますね。オスプレイ。再稼動ネタも飽きたのか、最近の朝のニュースはこれが主流のようです。
個人的には、原発のときもそうですが、わりと、正しく判断して決めてくれればどっちでもいいと思っているので、その辺どっち派にも組する気はないのですが、なんというか、日本人の駄目な部分が、この論争で浮き上がっているなと思うわけです。

ひとつは、「絶対安全じゃないといや」だ、という絶対安全強制思想とも言うべきものです。あと、これの派生ですが、今の危険との比較ができない「今が一番マシに違いない」という、変えるのはいやだ思想。

この一件って、今の米軍の輸送ヘリがそろそろ耐久年数過ぎるんで、新しい輸送機に切り替えましょうって話。アメリカさんは、きっと、耐久年数過ぎたヘリをいつまでもずるずる運用して墜落するリスクより、オスプレイの墜落するリスクのほうが小さいって判断なんでしょ。僕はこの判断自体はいいと思う。基本、対応年数ってのは、それ自体がその機材の限界を示すものなんだし。
こういうことを日本はスッパとできないから、太平洋戦争のときにいつまでたっても村田歩兵銃にこだわって、震災のときに有効年数を明らかに過ぎた原発を捨てるという判断ができなくて、事態を悪化させたわけでしょ。変な話、僕から見て、本当に同根のメンタリティにしか見えない。

あと、オスプレイの事故に関する評価の仕方も気になる。数件の墜落事例ばかり騒ぎ立てるけど、むしろ大事なのは確率論としてどうなのって話だ。結局、絶対墜落しない飛行物というのは基本ありえない。「絶対墜落しない、これ以外認めない、でも、今導入しているものは、よくわかんないけど、なんでもOKしちゃう。」という、とてつもなく変なロジックを公然と言い立ててる。
このロジックの行き着く先は、進歩しない社会ってこと。進歩させたい人々が、このロジックを打ち破って、次のものを導入するには、ある意味だまくらかして、絶対安全神話を押し付けるしかない。入れちまえばこっちものもんだということ。最後に破綻したときに大騒ぎになる。
より安全な社会というのは、常に古いものの更新という形でしか、原則できないはずだ。古いものを交換するときに、少なくとも、同じものではなく、よりマシなものへの交換しかありえない。それは受け入れるしかないと思う。

たしかに、この問題の本来の話は、米軍基地の返還問題が先で、オスプレイがどうということではない。だから、米軍が住み心地悪くなるまでオスプレイを含めて反対しているというのは、確かに100年後の基地がないという部分での安全は買えるかも知れない(しかも、かなり低い確率で)。でも、明日のヘリ墜落事故のリスクは高まって、加えて隣国からの侵略やら攻撃のリスクが高まるって話。どっちを取るかは、ちゃんとリスクを自分なりに数値化なり何なりして、冷静に考えることでしかできない。
絶対の安全なんてどんな時代だってありえっこない。その危険のグラデーションと、どんだけちゃんと向き合うかでしかない。

結局、それと向き合う勇気がないから、こんな騒ぎ方しかできないんじゃないかと思う。「絶対」なんて言葉は今日から捨てて、その分かりにくさときちんと向き合うしかないということ。これを国民がみんな実践したら、少しは、これに限らずいろんな事態が、マシで建設的に進むように思う。


って、書き終わってから、永田晴紀氏のBLOGでおんなじような話を見たなぁと。なのでちょっと紹介。

わからなさ(このエントリーの後半です)

不労所得の電話の件

2012年7月23日 10:56

昨日まで、稚内に遊びに言ってました。人生初の稚内です。
たまの休日ですし、仕事につめすぎてもいけないということで、社長まで連れ出して、車で札幌からオロロンラインで北上し、途中、私が大好きな国稀の蔵を見、娘らがはまっている「君の届け」の作者のふるさと羽幌を楽しみ、豊富温泉の油風呂を体験し、夕日の沈む利尻富士を眺めながら稚内に。帰りは、稚内公園と宗谷公園で、実に右翼的な趣味を満喫して、オホーツク沿いを南下して、旭川に戻るという総走行距離約800kmという、壮大な旅行でした。稚内の夜は正しく記憶をなくし(同行者がしっかりした方ですので)、1次会のお店では、やたら強いロシアのビールを1Lほど飲み、ウォッカ3種のみ比べを頼んだあたりですでに記憶が怪しく、2次会のお店は一生懸命探した挙句、一杯飲んで5分で終了という暴挙をしてホテルで寝ほうけてました。

とまぁ、これ自体は楽しかったわけですが、一本の電話が台無しにてくれるわけです。というか、ここ数日、変な電話番号から電話がかかってきていて、その電話番号を検索すると2chのホモ掲示板で、ガチホモ扱いされて晒されている番号だったり。今回は03で始まる、普通の番号っぽいところからだったのうっかり取ったのが運のつきでした。この手の電話、自宅兼事務所のほうにもよく来ます。うんざり。
ほぼ全部の電話が、不労所得の話。不動産を年金代わりに上手に保有せいと。経営者の名簿持ってて電話してくるなら、まず電話の相手をググるぐらいしろ。それだけで、俺に電話するのが無意味だとか思わんのか。経営者相手にそんな下らん金の話するな。お前らよりよっぽど金のプロだ。そんなにいい物件なら自分で銀行行って借金して買いなさい。

まったく、こっちは楽しく豊富温泉浸かって、上がって豊富牛乳飲もうとして、ストロー伸ばしたまさにそのときの電話で、牛乳は冷えてる間に飲めないは、ストロー曲がって飲みにくいわ、腹立たしい。で、いらんものはいらんと一喝怒鳴って、電話を一方的に切りました。全く楽しい旅が台無しです。
ちなみに、どの電話番号からもとたんにかかってこなくなったので、同根だったってことですね。はい。

これから、こういうセールスの電話を、舟橋正浩にかける人は、以下のBLOGエントリーを読んだ上でかけて下さい。僕のフィロソフィーの中に、不労所得を求める気持ちはありません。

貸し金だけが悪いのか

最強の保険と年金のありかた

人のつながりを構築しなかった自分が悪い

いや、まったくその通りだ。

貸し渋りと貯蓄と投資の関係

ファイナンシャルプランニングという脅迫商法

お金って価値があるの?

お金のつながりの前に人のつながり

土地代の本質ってなんだろう

We are 宇宙兄弟 宇宙を舞台に活躍する人たち

2012年7月23日 09:41

「やりたくても誰もできんことは、僕らみたいな基礎研究者がやったらええ」(P.24、裏出氏)

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ウェブ進化論

2012年7月19日 13:49

「アイデアの起案自身というのはほとんど評価されない。アイデアっていうのは当然、難しい問題を含むものだ。その問題を解決して、動く形にして初めて評価される。口だけの人はダメだな」(P.87)

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