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宇宙ロケットに夢をのせて~小さな会社の大きな挑戦~

2009年5月 5日 14:45

人の可能性を奪う社会をなんとか変えたい。(P.88)

自分も少なからずそういう体験があったので、こういう想いを持ってしゃにむに事業を進めていました。ところが、自分以外にも同じようにこういう想いを持って頑張っている仲間がいるんだなと、少しづつ重いはじめていたころ、出会ったのがこの植松さんです。まさに、極めつけ、という感じでした。
と、同時に全方位に対して自分で頑張らなくてもいいやと思えたのも、彼と出会ってからです。それは決して手を抜くという意味ではなく、見えない方向に対してあせる必要はなく、正しい想いを持って事業を進めていれば、それに必要なほかの方向の正しい事業は必ず存在するんだと確信が持てたわけです。
おかげで、随分、自分の働く気分が楽になりました。その分、いい仕事ができているようにも思います。

今日のこどもの日に、是非大人が読んで考えて欲しい一冊です。この本は、いわゆる関係者の言うところの「正調植松節」の記録です。変調とかセッションとかもあるわけですが、セッションに関しては別途僕のほうで企画したSOHOリレーフォーラム講演録があるので、こちらをご覧下さい。

引用にあれこれコメントをつけたいところですけど、別にそんなことをしなくても、その一言一言に、実践者の重みがあるので、そのままでいいでしょう。

大事なことはのめり込んでやること、好きでやること、それは必ず世界で通用するということ(P.27)

産は自己責任、自己資本で未来のために博打を打つ。そして学は社会や市場に現行制度の真理を追究すべきですし、官は正義と法律の使者でなければなりません。(P.29)

「いや、六十年前に誰かが作ったんだから、作れないほうがおかしいんじゃないのかい」(P.31)

受験に関係ないことはすべて無価値だよ、という価値観が子供のもっている可能性を奪い取っているような気がします。(P.35)

なぜかというと、できないと思い込んでいるからです。(P.47)

本物の新製品とか新産業というのは、マーケットリサーチというのが、まったく無意味なんです。(P.53)

失敗すること、失敗を繰り返し続けること、失敗をし続けることがすごく大事なことです。(P.64)

人の可能性を否定するということは、これは、人殺しとまったく同じなんですね。(P.70)

道はいくらでもある。それを狭い了見、狭い知識の範囲内でできるとか、できないとかいっちゃいけないんです。(P.75)

できない理由というのは、ひっくり返せばすべてできる理由になるんですね。(P.78)

力には責任があります。社員が良くなれば社会がよくなるんです。経営者はこの力をうまく使わなければいけないと思います。(P.83)

基本的にこの世に無いものは買えません。だから、作るしかないですね。(P.90)


宇宙ロケットに夢をのせて~小さな会社の大きな挑戦~ 植松努講演録
NPO法人読書普及協会設立四周年イベント実行委員会編
(サンダル文庫)

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