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従業員持株会は資産形成?

2008年7月30日 15:17

常に家族の一言ってのは、色々勉強になるもので。
今日は、家内に「従業員持株会ってやったほうがいいの?」って言われて、関連資料を見たわけだ。
今自分自身に関して言えば、株式会社の従業員でも経営者でもないので、自社の社員持株会で株を持つってことに対して、なんら無縁なんだけど、その昔勤め先で持株会があったところもあった。

でも、その頃はあんまり考えなかったけど、どどのつまり、株券が会社の所有権を示すものであるというなら、社員持株会ってのは、「会社は従業員ものである」って言う命題を、形式的にも実質的にも実践している仕掛けで、個人的には好感が持てる。労働組合運動よりかはよっぽど健全である。まぁ、上場企業で、「会社は社会のものである」っていう命題と両立させるのであれば、市場での流動株の比率が上場基準を割らない程度に、持株会が保有するってのも悪くないと思う。

とはいえ、家内のもらってきた資料には「資産形成の為に持株会に入りませんか」という表現なんだな。なんか、これには違和感があるわけだ。自社株が資産になるかどうかは、そこの経営状況によるわけだし、自分の働きぶりの反映でもあるわけだ。持株会加入の口数が資産になるためには、加入そのものに意味はなく、その会社で適切に一生懸命働いた見返りとして、加入口数が資産価値を持つ、という話でしかない。何らかの理由で、会社がつぶれたときには、資産形成どころか共倒れになるわけだ。
資産形成の重要な要素として、リスクの分散が必ずあるべきで、自社の社員持株会と言うのは、そういう点で見て最も誤った資産形成手法であると思う。言い換えるなら、加入口数なんて会社へのコミットの具合の表れでしかないわけ。それに、持株会や現在の経営に口を直接挟むなら、直接株式保有をすればいいとも思う。

会社を良くする、職場を良くする、自分の働くモチベーションにする、ということであれば、持株会ってのは小口で始められるし、変な総会への出席権のない小口の株よっか、実生活への影響力もあるし悪くないとは思う。
でも、経営への本格参与とか、資産形成としてはやめたほうがいいよと思う。

まぁ、個人的な感想なので、誰がどういう投資をしようが自由ではあるんだけど。

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