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いやー、日本国民をやるって大変なのね

2007年9月15日 11:04

さっきのエントリーの続きのネタなんだけど。
某TVのコメンテーターが、「高齢者への福祉はどこまでも優しく無いとおかしいですよ」と政治屋にほざいていたのを見て。ぉぃぉぃとか思ったわけです。普通に考えて、際限なく福祉ばかりやれるわけはないし、公益システムである国や地方自治体にそれをやれと言うのは、憲法にも矛盾しているんじゃないのと思ったわけです。

普通に考えれば、日本国憲法の25条に「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を公共の福祉の観点で実施するわけだから、際限なく特定の福祉だけやり続けるって話にはならないし、最低限でいいって話なわけだから、国家や政府がそこまでやることを義務付けられてはいないはず。全く、こいつは憲法改正でもしろっていうのか。
と、思ったんだけど、ひょっとかすると、このコメンテーターの主張を擁護するような条文が無きにしも非ずかもとか思って、日本国憲法の全文を読んでみたりしたんだな。

いやいや、ビックリ。もとの主題なんかどうでもいいです。
前文のすごいこと。
前文の最後は
「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」
って、誓っちゃったんですか。ひえー。「この理想と目的」って

・正当に選挙された国会における代表者を通じて行動
・われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保
・恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚
・平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占める
・全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する
・自国のことのみに専念して他国を無視してはならない

と、この辺なのではないかと。改めて読むとすげぇ崇高。しかもこんな凄いものをカタチにすることを日本国民は誓っているのです。明日から頑張って、全力をあげないとね。誓っちゃってるみたいだし。
こう思うと明日の俺のネンキンよこせとか騒いでいるのも小さい人間だなぁとか思えます。日本国民失格ですね。まぁ、それを突っつく僕もですけど。
こんな崇高なことできないと思ったあなたは改憲派です。現行憲法ではろくに選挙に行かないくせに、お上にやってくれとか言って批評と批判だけするようなことは許されないということのようです。

で、まぁ、先の本題に関しては第25条の2があって「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」となっているんだな。どこまでも優しくなれと言うのは行きすぎとしても、最低限度でいいじゃんかという姿勢はダメらしいということです。

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