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自分でやれ

2006年4月 4日 11:43

最近、色々な製品の製作にかかわる打合せに出るたびに思うんですよね。

仕事柄、「こんな風にしたら売れるかな」とか「いくらぐらいだったらいいのかな」と、メーカー系の人間が雁首そろえてマーケティングを考える集まりが多い。
そのたびに、いくつかあきれるのが
・自分で使ったことがない(使う予定もない)
・自分で作ってみない(他人が作る予定)
で、驚くべきことに

・自分で売るつもり

だったりする。
私としては「そもそも、あんたたちメーカーでしょ?」とか言いたくなるわけだ。
おまけに

・お客様に受けるような内容にして
・ブランドは統一したい

とか、とんでもないことを言い出すわけだ。そんな腰の据わらんものはブランドとしてそもそも成立しない。ブランドの基本は「一生もの」でずっと変わらぬものである。よって客に受ける受けないなど気にしている奴には、基本的には作れないものだ。

で、どうすりゃいいんだ、となるけど、答えは簡単だ
・自分が毎日使うものを
・自分が納得するだけ徹底的に改良して
・作って
・使ってみる
ということだ、これが実はメーカー系の人間が出来る唯一無二で最安値で最強のマーケティング手法だ。流通の言うことなんか聞くな。おまけに流通のすることなんか真似するな。
実はこの4条件にはミソがある。それは「自分が自分に妥協しない」ということだ。それは品質だけではなくてコストでもそうだ。自分が毎日使えるコストで自分が満足できるものを自分でつくるのだ。
こうすることによって、機能、品質、価格の3要素に関しては、少なくとも1名については完璧にマーケティングは完了している。

あやふやに、「どうしたらお客に受けるブランドになるか」なんていう会議を繰り返すよりよっぽど確実である。人間、一人納得できれば、世界中全体ならそれなりの人数がいるはずである。なので、そうして出来上がったものを、ネットなり何なりに載せればすむ。
でも、普通に考えてみて、ビトンやらなんやらファッションリーダーといわれるブランドの大半は、実は「一生もの」を志向して作られている。そこに、客受けというなのお客への媚も、自社への妥協もない。

そして息長くその製品を作り続けることがブランド化への一歩である。それをするためには、上記の4条件に「手元にあるもので」を加えればそれで十分だ。何も変わった材料なんか必要ない。

毎日美味しく食べているもの、毎日楽しく使っているもの。毎日にどう肉薄するかがブランド化のカギである。別にかっこいいデザインがブランドの本質ではないし、ましてやロゴなんかなんでもいいのだ。
それ以上の売り方は、それこそ流通の奴らに任せれば良い。メーカーが独自商品を開発するのに「流通の真似」はしてはいけないのである。

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