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普通になったネットワーク社会

2003年1月15日 12:00

実は、毎年年末にその年のIT状況を概観して、次の年の展望を立てていたんですが、昨年末今年の年始とドタバタしていたので、書きそびれてしまいました。
1999年総括(2000年の予測)、リアルへのゆり戻し(2001年予測)、信頼と安心の時代へ(2002年予測)と、そこそこ当ててきたので、2003年もと思ったのですが、すでに3ヶ月も過ぎているので、気負わず展望を書いてみましょう。

1.家庭の中もネットワーク時代へ
今まで、PCと携帯を中心として一般人がネットを使っていたという感覚がありましたが、家庭内のすべての人がネットを利用しているわけではなかった。実は昨年までの動きはどちらかというと、ビジネス世界におけるネット活用の確立のフェーズだったといっても良い。しかし、今年からは急激に家庭内のアプリケーションの充実、家庭内LANの広がり、ホームサーバーの台頭により家庭の中でもすべての人が普通にネットを使う時代になるだろう。

2.ホームサーバーによるネット家電新時代
いままで、ネット家電というとTVにブラウザとメーラーがくっついた、いといかがわしき代物が中心であったが、画像アプリケーションの充実を中心として、ホームサーバーを中心とした家庭内LANを活用した新しいネットワーク家電市場が立ち上がりそうである。PCが家電に、家電がPCへと融合していく面白い時期といえる。今まで苦戦したのは何だったんだ。

3.個人によるインターネット放送局幻想の終焉
フリーホームページスペースのビジネスの崩壊の状況を見ても分かるように、もはやWebは個人向けの放送局の地位を失いつつある。双方向の場としてのWebのうち、自分で作るホームページはその価値を急速に失いつつある。すでにkakaku.comなどメディアの地位を確立して逃げ切れたものは別として、短絡的に個人の趣味を放送する場としての価値は減ってきている。それに反比例するように、ビジネスの情報スペースとしてのWebの価値は相変わらずうなぎ上りといえる。

4.ビジネスアプリケーションの確立
いろりろゴタゴタやってきましたが、CRM、SCM、ERP等々のビジネスアプリケーションが確立されてくる。早い話が淘汰が進むということ。自分のところが使っているアプリケーションが勝ち組みのものかどうかの情報はこまめにキャッチする必要がありそうだ。

5.情報バックヤードの集中と分散
昨年から出てきた流行りの言葉が「ディザスタリカバリー」。大災害やテロでもOKという情報システムだ。実はこれを実現するには、高度な分散技術が必要。投資もでかい。なので、今後10年のスパンで、少数の「ディザスタリカバリー」に耐えうるiDCが勝ち組みとして残っていくこととなりそうだ。で、一般の企業はそのiDCへと端末を持って接続するという、一見一世代昔のホストゲストのシステムっぽい集中型のシステムになっていきそうである。でも、裏は書いたように分散。効率が良いのやら悪いのやら。

こういう流れを通じて、今年からは本当の意味で「蛇口をひねれば水が出る」ような感覚で「スイッチを押せば必要な機能が出てくる」ネットワークの時代を迎える事になりそうだ。

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