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2003年1月のアーカイブ

おらくるって?DBAというお仕事

2003年1月15日 12:00

え?またおちたの?あー。そういやこの間パラメータいじったっけ。
こんちくしょー。落ちたり動いたりって、俺ってなんのために こんな面倒くさいことやってるんだっけ?
毎日毎日パラメータいじってるだけだし。
データベースのお守りはめんどくさい。DBAなんかやるんじゃなかった。
そもそも、DBAってなにやるんだ?ちまたのDBAの本を読んでもわけわからん。

開発するときは、SQL使うしか用がなかったんだよな。
オラクルって。SQL使えりゃオラクル使えるてことじゃないのかよ。
DBAやってみたら、オラクル使えるってそういう意味じゃないんだな。
ちょっとは心入れ換えて、わけわからんオラクルの専門書でも読まないかんのだろうなぁ。


こんな「ざるちゅー」は嫌じゃというあなたへ

今日のポイント(Oracleパワーアップテクニックより)

 ・DBAと開発者:P.157コラム
 ・DBAと開発者の役割:P.8第1章1-3「RDBMSに関する理解について」

アプリケーションを構築する側から見た「オラクルを使う」というのと DBAからみた「オラクルを使う」というのは、同じオラクルを使うっていう 言葉で表現されますが、要求されることは全くことなります。

よくオラクルの解説書を手に取る人が「わかりにくい」といいますが たいていそういう本は、DBA向けのもののことが多かったりして、 普通のアプリケーションのソースコードを書くのには不用だったりもします。

普通になったネットワーク社会

2003年1月15日 12:00

実は、毎年年末にその年のIT状況を概観して、次の年の展望を立てていたんですが、昨年末今年の年始とドタバタしていたので、書きそびれてしまいました。
1999年総括(2000年の予測)、リアルへのゆり戻し(2001年予測)、信頼と安心の時代へ(2002年予測)と、そこそこ当ててきたので、2003年もと思ったのですが、すでに3ヶ月も過ぎているので、気負わず展望を書いてみましょう。

1.家庭の中もネットワーク時代へ
今まで、PCと携帯を中心として一般人がネットを使っていたという感覚がありましたが、家庭内のすべての人がネットを利用しているわけではなかった。実は昨年までの動きはどちらかというと、ビジネス世界におけるネット活用の確立のフェーズだったといっても良い。しかし、今年からは急激に家庭内のアプリケーションの充実、家庭内LANの広がり、ホームサーバーの台頭により家庭の中でもすべての人が普通にネットを使う時代になるだろう。

2.ホームサーバーによるネット家電新時代
いままで、ネット家電というとTVにブラウザとメーラーがくっついた、いといかがわしき代物が中心であったが、画像アプリケーションの充実を中心として、ホームサーバーを中心とした家庭内LANを活用した新しいネットワーク家電市場が立ち上がりそうである。PCが家電に、家電がPCへと融合していく面白い時期といえる。今まで苦戦したのは何だったんだ。

3.個人によるインターネット放送局幻想の終焉
フリーホームページスペースのビジネスの崩壊の状況を見ても分かるように、もはやWebは個人向けの放送局の地位を失いつつある。双方向の場としてのWebのうち、自分で作るホームページはその価値を急速に失いつつある。すでにkakaku.comなどメディアの地位を確立して逃げ切れたものは別として、短絡的に個人の趣味を放送する場としての価値は減ってきている。それに反比例するように、ビジネスの情報スペースとしてのWebの価値は相変わらずうなぎ上りといえる。

4.ビジネスアプリケーションの確立
いろりろゴタゴタやってきましたが、CRM、SCM、ERP等々のビジネスアプリケーションが確立されてくる。早い話が淘汰が進むということ。自分のところが使っているアプリケーションが勝ち組みのものかどうかの情報はこまめにキャッチする必要がありそうだ。

5.情報バックヤードの集中と分散
昨年から出てきた流行りの言葉が「ディザスタリカバリー」。大災害やテロでもOKという情報システムだ。実はこれを実現するには、高度な分散技術が必要。投資もでかい。なので、今後10年のスパンで、少数の「ディザスタリカバリー」に耐えうるiDCが勝ち組みとして残っていくこととなりそうだ。で、一般の企業はそのiDCへと端末を持って接続するという、一見一世代昔のホストゲストのシステムっぽい集中型のシステムになっていきそうである。でも、裏は書いたように分散。効率が良いのやら悪いのやら。

こういう流れを通じて、今年からは本当の意味で「蛇口をひねれば水が出る」ような感覚で「スイッチを押せば必要な機能が出てくる」ネットワークの時代を迎える事になりそうだ。

球磨焼酎

2003年1月15日 00:00

球磨焼酎って銘柄じゃないじゃん。なんて突っ込まないで下さいな。実はこの年末、九州は人吉球磨まで行ってきました。ま、仕事で行ってきたんですけどね。

これまたすごい田舎。田舎者の私がいうんだから間違えありません。真の田舎です。
福岡の博多駅から八代駅まで特急で。じわじわとビルが減り、田んぼが増え、森が増えと個人的にはわくわくする感じです。そして、八代駅では、なんと!かっぱが弁当を売っている。このきぐるみが結構怖い。妖怪としてのかっぱの面目躍如という感じでした。
そこで、人吉駅行きの急行に乗りかえるのですが、それ以降は、どこまで行っても田舎。車窓の風景は、This is 田舎!グレート田舎!思わず道中の貸し切り状態の車内で無駄にはしゃいでおりました。

そして人吉駅到着。仕事の予定よりかなり早く到着。そして改札から出て駅の目の前に通りを挟んで聳え立つツインタワー。と、思いきやどちらもビジネスホテル。向かい合いで10階建てくらいのビジネスホテル。垂れ幕で一泊3,500とか書いてあるし。でも、1階を見るとどちらも小奇麗な観光客向けの土産物屋。
待ち時間に覗いてみようと入店してみると売っているものは、焼酎と菓子。ひたすら膨大な種類の焼酎と、膨大な種類のお菓子。他の選択肢はない模様。お酒くらいしか関心がないので、焼酎の棚を見る。どうも、どれも球磨焼酎らしい。地ビールとかさ日本酒とかさ、田舎らしいほかのお酒もあるでしょう?ね。と思わずつぶやきたくなった。

で、そうこうしているうちに、仕事へ突入。仕事の終わりは、人吉市に隣接しているとある村。撮影を見学して、村長はじめ地域住民が地域情報化に燃えているのを鑑賞。うーん。実に素晴らしい結束。で、撮影終了。当然飲み会に突入。

村長「まずはビールだな。さすがに喉が渇いた。」
そりゃそうでしょう。撮影に照明はつきもの。これが結構熱いのです。そして、焼酎以外も飲むという事実に一安心。酒宴が進むと、太い竹筒を斜めに切った、シシオトシのようなものが、火鉢の上に立てかけられていることが発覚。
地元の若い衆がおもむろに、その竹筒を持って
「さぁさぁ、まぁ、一杯。熱いのでどうぞ」
と、コップに何やら注ぎ飲むことを薦めますんで、素直に飲みますと。
お、うまい焼酎。
F「おいしいですねぇ」
村長「これが球磨焼酎です」
F「なるほど」
村長「冬はこうして飲むのが一番です」
その場の雰囲気で楽しく次々と杯を空けていくが、ある時、気がついたのは「これって、焼酎のお湯割りじゃなくて、焼酎の熱燗じゃん」と。ビンボー学生がビッグマンで最も素早く酔う方法として推奨されている奴じゃんか。
でも、そのうちグラスも竹筒を短く切ったものに途中で変わり、非常に風流な飲み会に。うまいものはうまいんだからしのごの言わず飲みましょう。意外と底冷えする球磨の冬の夜にはぴったりです。
その調子で、色々な球磨焼酎をとっかえひっかえ、夜更けまで楽しく飲みました。次の朝の目覚めもかなりすっきり。

そして次の日に、人吉市役所に仕事の取材に。はじめはまじめな会話をだらだらとしていたのですが、昨日の飲み会の楽しさとお土産の豊富さをもとに球磨焼酎に移ると、対応してくれたかわいらしいお姉様と、ダンディなオジサマの目の色が変化。
オジサマ「球磨焼酎というのはですね。スコッチみたいなもんなんですよ!」
F「?????」
オジサマ「お酒の産地銘付きジャンルというのは、世界でも稀なのです!!」
お姉様「ヨーロッパのスコッチウィスキーに日本の球磨焼酎です!」
F「はぁ、なるほど」
あとは気迫に押されっぱなし。元々の予定の取材の話はどこへやら。挙げ句に蔵にまで連れ込まれそうになる始末。

一つだけ分かったことがある。人吉球磨の人々にとって、本当に愛すべき酒が球磨焼酎なんだなと。そのエリアの人の誇り高い愛着は、世界だって敵じゃないんだろう。
こういう気概が都会に負けない田舎を作るんだろうなぁ。
迫力に負けて帰りのお土産は、しっかり球磨焼酎になってしまいました。

海外に行く友達に「スコッチ買ってきて」というのと同じ感覚で、これからは人吉球磨地方に旅行に良く友達には「球磨焼酎買ってきて」というようにしようっと。

先生に聞いちゃった。教育と情報化

2003年1月 2日 23:30

北海道旭川市の凌雲高校といえば、地元では100校プロジェクト参加高校ということで、ちょっとは知られた学校です。
そして、これをリードした数学教員の奥村さんは、地域の情報化まで手がけるほど地元では有名人。ルックスは、非常に温厚で誠実な数学教師なんですね。なんか、そういうことをガリガリやっている感じには見えない人物であります。
その、(私の地元)旭川の有名人は、なんと今年から、北海道内有数の進学校札幌北高校へ異動になってしまいました。ホントは、地元旭川の情報化の展望とか聞こうと思ったんだけど、この際なので、奥村先生の考えとか情報化のありかたをみたいなことを、漠然と黒ビール飲みながら聞いてきました。

■元々は教育の一環ではじまった
「旭川の奥村先生」で有名な奥村先生がコンピューターを教育に使い出したのは、名寄農業高校時代だそうです。「名寄農業時代に生徒の方が自主的にコンピューターを使いたいと言い出したのが、情報教育に携わるようになったきっかけ(奥村先生)」というように、はじめにコンピューターありきではなく、いまいちやる気のない生徒の自主性を引き出すための一手法だったそうで、ちょうど農業の情報化などとあいまって、有効で実践的な教育となったそうです。ちなみに私の中学校のときにいた学区が名寄農業と一緒だったので、同級生で進学した連中もいたりして、ちょっとうらやましい気もします。

■転機は100校プロジェクト
そんな、奥村先生の転機になったのが、文部省と通産省(当時)が共同で推進した100校プロジェクト。いわば、混乱のドサクサで良く体制の固まっていない自分の学校のなかで、その勢いを認めさせてしまったというのが実情らしい。あとは、勢いに任せて「いけいけGOGO!」というわけではなく、結構慎重に推進して行ったようです。
それも、そのはず、「ネットという環境だけでは、生徒に活用されない(奥村先生)」からだ。たしかに、活用できる生徒も少なくはないが、「活用されるように、教育する側にも一定のフレームワークが必要」となるそうだ。ここで、ポイントとなるのが、あーしろ、こーしろというカリキュラムを決めることではないということ。
結局「カリキュラムをこなさせるのではなく、自分で考えさせることが大切」。すなわち、考えるための場のようなものをつくることがポイントとなってくるそうです。生徒と一緒に考え、挑戦するという、いわばPDS(Plan-Do-See)サイクルを一緒にまわすことが大切なのだ。そうして、このサイクルのいわば熱い坩堝に、イマドキの冷めた生徒を放りこむと、自分で考え、自律し、リーダーシップをとれる人材が生まれてくるそうです。
ネットというものを通じて、こうした人材育成が行われてきた部分こそが、凌雲高校の情報化教育のコアといえる部分といえそうです。

■情報教育の基本はナレッジマネジメント
情報教育のPDSサイクルを回していく上で、「情報教育においては、いままでの教育で事実上全く考えられていなかった、情報の『共有』『蓄積』『継承』に気をつけた(奥村先生)」。これを聞いたとき、これって、まさにいま企業で求められている、ナレッジマネジメントそのものではないかと、やや驚いてしまいました。
と同時に、こういうセンスを持った人材が奥村先生の手を通じて生まれてくることが非常に楽しみに思えてきました。教育に限らず、日本企業においてもナレッジの共有が全くなされず、知識関連産業の停滞が目に余るのも実情。その原因は、現場のスタッフがこういったセンスを持たないからというのも大きいのです。
「生徒たちは、そのままでは雑誌とかどこかで聞いたことを真似るばかり」で「自分たちの分を超えたことをしてしまい、うまく回らなくなることのほうが多い」ので、学校という環境におけるプロジェクトである以上、成功企業の事例を単純に真似たところで、限界が簡単に見えてしまうということです。こうした知識のマネージメントがあってこそ、より効率のよい優れた情報化のための手法も生まれてくるといえるでしょう。

■モチベーションを生み出す教育から
で、なにゆえ、今年から札幌北高校なんでしょう?と聞くと、「実は、旭川を離れたくないんで、校長に転勤の希望高校を聞かれたときに、ランクの高い、(先生方にとっての)人気高校を吹っかけてみました」と、意地悪そうに笑って答えてくれました。通ってしまった以上「進学校でこの(凌雲高校で確立した)フレームワークが通じるかどうか試したい」と、野心的なこともおっしゃっていました。特に、奥村先生が気にしているのは、いままで比較的モチベーションの低い生徒に、モチベーションを植え付けるための情報化教育だったのを「北高生のようにすでにモチベーションがある程度ある」生徒にどこまで通用するのか、また、「先生方もルーチンワークが確立してしまって、それ以外に手を伸ばしにくい」現状でどこまで通用するのか、課題は多いが是非ともいままでの奥村先生のように「しれっと」「なにごともなかったように」実現していったもらいたいものです。

今回は特に直接CANの話題ではないが、やはり万事が人材ということはいえるのではないでしょうか。これから奥村先生が育てた人々が世に出て、地域情報化のリーダーとして、また産業界のキーパーソンとして活躍して行くであろうことを期待しています。
あ、当然、学校の先生として活躍する人もね。

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