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2001年9月のアーカイブ

第9回 ユーザーを知る

2001年9月15日 12:00

さて、まずインターネットのユーザーの挙動を知るために必要なことはなんでしょう?
そうです、まずそのサイトにきた人を特定することが重要です。インターネット社会は匿名の社会といわれるように、放っておくとサイトにきた人を区別す ることは不可能です。まず、サイトにきた人を特定する「仕掛け」が必要です。今回は、この特定する仕掛けについて色々お話をしたいと思います。

実はこのWeb-DBが、うまく行くかどうかをこの仕掛けが左右すると言っても過言ではありません。
ユーザーを完全に特定できると、そのユーザーについての あらゆる情報をDB上に蓄積することが出来ますので、そのユーザーの趣味嗜好が丸裸になるようなもので、ちょっと人には言えないサイトに行った履歴や、 その人の実名住所電話番号なんかとセットでそれを持つことで、「あー。うちのサイトに来たAさんは○○な趣味をもつんだなぁ」なんてこと が丸分かりだったりします。これが知りあいだったりなんかしたら、目も当てられないわけです。ですから、ユーザーの方も特定されることを嫌いますし、企業側も蓄積した情 報を他にもらさないモラルが必要なわけです。
では、ユーザーを特定する方法をいくつか紹介します。

ID、パスワードでのログイン----------------------------
よくあるパターンです。会員登録とかさせてIDとパスワードを発行します。で、そのユーザーがサイトに来るたびにIDとパスワードを入力させて、そのサイト に来た来訪者を特定します。ID発行時に会員登録などでそのユーザーの現実世界での個人情報を入手できるので比較的有効なDBを構成することが出来ます。 その一方で、サイトに行くたびにIDとパスワードを聞いてきますので、ある意味非常にうっとうしいシステムです。
企業内のイントラネットを使ったWeb-DBやよっぽど特殊で魅力あるコンテンツの場合は有効ですが、普通のサービスではユーザーが引いてしまうこと請合い です。また、ID、パスワードを忘れる人もいますので、同じ人が何度も登録してしまうことがあります。そうすると、DBのなかに同姓同名の人が何人も居る 不思議な世界になってしまいます。

IPアドレス、サーバーネーム------------------------------
ユーザーにばれずに、個人を特定するひとつの手法です。基本的に、サーバーにアクセスすると、どこの端末からアクセスしているのかという情報が、サーバーに到達します。どこの端末なのかを特定するものの手がかりがIPアドレスやサーバーネームと言われる物です。
こればっかりは、どうやっても必ず手に入りますので、苦労なく、同一の端末からきている人を区別することが出来ます。
この手法ユーザーに知られないという特徴がありますが、こっちもユーザーのことがあんまり分かりません。どこの誰だか分からない人が二人居た場合、二人が「違う」ということ区別がつきますが、それぞれが「誰か」は区別がつきません。最大の欠点はダイアルアップユーザーに対しては役に立たないということです。
広く浅いユーザー解析や、他の手法と組み合わせると非常に有効な手法です。

クッキー-------------------------------------------------
食いもんじゃありません。有名ですから皆さん御存知だとは思います。PCに特定のファイルを持たせて、そのサイトに来たときに、そのファイルに情報を書きこんだり、再訪者の場合そのファイルから特定番号を読みこんだりします。これは非常に強力なユーザー特定手法です。
初来訪かどうかの区別が簡単につきますので、初来訪者はプロフィールを入力させて、二回目以降は何も意識しないで、普通にユーザーがサイトを楽しむこ とが出来る様に出来ます。当然、個々のPCに仕掛けを施しますのでダイアルアップユーザーでも、この手法は有効です。
ただ、余りにも何も意識しないで色々な情報を奪われるのでユーザー側が過剰に嫌っている傾向もあります。

現行の大半のWeb-DBはこの三つが特定方法の主流と言っても過言ではありません。この他にも、ハードディスクの製造番号を読み取る方法とか、特定のUSBキーみたいなものを着ける方法など、色々あります。Web-DBで提供するサービスとその対象を見比べてユーザー特定方法を決めて行く必要があります。
ここでは扱いませんが、近年だとBtoBにおいてはセキュリティのトレンドからPKI(公開鍵インフラストラクチャ)を用いた、証明書などを使うことも増えつつあります。

次回は、こうして特定したユーザーの挙動を分析する手法をいくつか紹介します。----- EXTENDED BODY:

雪原の舞

2001年9月15日 00:00

札幌出張の都度つるんでいるQ誌の記者さんのKさんと、また、毎度のごとく 延々と、科哲トークを炸裂さていた。
F「ちょっと、喉を潤しながら話しましょうか」
K「あ、じゃぁ、そこの千歳鶴直営店にしましょう」
F「はーい。了解です。行きましょう!!」
店の暖簾をくぐり、生中を2つ。ぐびぐび飲んで喉を潤す。
最近のもっぱらのトークは、量子力学とFの存在確率と、データマイニングの 結果を演繹的に求める方法の議論だ。なんやら、やたら硬そうだが、 K氏と私の間では、最もお気楽お気軽トークだ。で、その合間に、お酒の 議論も時たまする仲だ。なんせ、私の仕事のネットコミュニティ(お酒データマイニング)で知り合った人だ。
ある意味では毎回オフ会みたいなもんだ。

ビールを飲み終わった頃、K氏が
K「Fさん、これ飲んでみません?」
F「ほう」
と、いいつつ、個人的にはあんまり気が進んでいませんでした。
千歳鶴の日本酒ってあんまり私の口に合わないものが多かったので。
彼の指が指し示しているお酒が「雪原の舞」
K「北海道産の酒造好適米からできてるんですよ」
F「そりゃめずらしい」
吟風という北海道産の酒造好適米。食用のお米なら「きらら397」なんかで 全国的に認知されているお米もあるけど酒造好適米とは。
酒好き&地元好きとしては、飲んでみないことにはと注文。
さすが記者だけ会ってK氏、詳しい。ひとしきりうんちく。
待つこと10分。
ようやく店のおねーちゃんが、もって来る。
注がれた「雪原の舞」。
まずは香り。
吟醸酒ならではの吟醸香がたつ。
飲み口は、山田錦で作ったお酒に良く似ている。(って、酒造好適米だから あたりまえか)
けっして、他の酒造好適米から作った吟醸酒に劣ることの無い味。
K「どう?おいしい?」
F「うまいよ。北海道の米産業の未来も明るいよ」
K「道外の酒造メーカーなんかも結構引き合いはあるらしいんだよね」
F「酒造好適米業界のきららになって欲しいよね」
と、その後は、北海道の米とお酒の話で盛り上がったとさ。

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