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イエーガマイスター

2001年5月15日 00:00

最近じゃ、だんだん珍しいお酒というのも減ってきまして。
別に本みたく絶版になるとかそういうんじゃなくて、単にお酒の金額とかがリーズナブルになって、普通の人が普通に買えるようになったんですよね。で、昔はバーじゃないと飲めないような、ちょっと珍しいお酒ってのも簡単に手に入る。

このイエーガマイスターもその一つ。四角いビンに鹿の絵に赤十字。まさに薬草入りの薬用酒。初めて飲んだのはやっぱりバー。大学院も出て、ちょっとお酒に詳しくなったばかりの頃でした。
千葉のバーでいつものK氏とカウンターで。
F「なんか珍しいリキュール飲みたいなぁ」
K「あなた、まだ珍しいの飲みたいの?」
K氏はお気に入りのボウモアをお楽しみ。
K「そんな色々つまみ食いしてちゃいかんよ。僕みたく1本でいかないと(笑)」
と、ショットグラスを軽くかがげてみせる。
K「ま、そういうところがFらしいんだろうけど」
F「何がそういうところじゃ(苦笑)」
まぁ、趣味でも仕事でもすぐ飽きて転職しまくるその後の人生を思えば彼が正しかったわけだ。
F「まぁ、いいや。マスター。薬草系のリキュールってなにかあります。あ、アニス系は勘弁ですよ」
マスター「うーん。これなんてどうです?」
と、四角いビンが登場。十字架っぽい絵が目に残った気が。で、グラスについでサッとしまわれてしまった。
F「これなんですか?」
マスター「イエーガマイスター」
と、なにかそっけない。
F「ふーん」
とりあえず口をつけてみる。
K「飲んだことある味?」
F「ないよ」
K「お気に入りの味?」
F「当然!」

と、その場では美味しく飲んでめでたしめでたしなんですが、その後がこまった。
お酒の名前を失念。バーに行ってもたのめない。ビンに十字架のある緑っぽい四角いビンの薬草リキュールじゃ誰もだしてくれない。
その後三年ばかり飲みたくてしょうがないリキュールでした。
でも、くだらぬことで解決。おととしの新春。酒の量販店。
リキュールの売ってるコーナーにポンと無造作に、置いてあるじゃないですか。
ビンに十字架のある緑っぽい四角いビン。
買って飲んでみたら、あの味。
その後は簡単でした。酒名もデザインもあっさり分かるし。でも、気がついたら いろんなバーですでにおいてあるもんなぁ。

でも、昔珍しいお酒が珍しくなくなっちゃうのって嬉しいんだか嬉しくないんだか。

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