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2000年1月のアーカイブ

ザ・ニッカウヰスキー34年

2000年1月30日 00:00

年始の体調不良の休みあけの日。
会社で働いていると、一通のメールが自宅から。

>ねぇねぇ、なんか、ニッカから届いているよ。

という簡単な文面。
まぁ、個人的には、ニッカファンなので何か届いているのは 嬉しいけれど、心当たり無し。
そうこうしていると、また一通、自宅からメール。

>34年もののウイスキーだよ!

このときはびっくり。心当たりを思い返すと.......。


ことの起こりは1999年の12月初頭。
仕事の都合で、酒類関連のWebをリサーチ中に、ニッカのWeb に立ち寄ったときのことでした。
「よく出来てるWebだなぁ....。」などと思いつつ、見ていると、 掲示板があったので、中を覗くと、愛飲者達からの声に色々丁寧に 答えるニッカの方たちとのやり取りがなされていました。
「コミュニティーも機能しつつあり......っと」
などと、採点をしつつ掲示板の中を何気なく見ると
「論文募集12月6日締切り」
という、ニッカ広報からの書きこみが。
これからのニッカに期待することについての論文を募集しているとのこと。
で、その採用者には「ザ・ニッカウヰスキー34年」が頂けると。
だめもとで、えいや!っと、仕事を中断して執筆。
で、メールで投稿。
すると驚いたことに、次の日には、寸評とともに丁寧な受領のご返事を頂き その対応に関心することしきり。
ネット時代の企業の対応とはかくあるべし。
数回メールのやり取りもさせていただき、ニッカのお酒だけでなく その対応の素晴らしさに、すっかり心酔してしまいました。


で、その投稿した物のことなど、すっかり忘れ、のほほんと 日々暮らしていたとき、いきなりのメール連絡だったのです。
まさか、ひょっとして。と思いつつ、仕事はそこそこに、急いで帰宅。
部屋に入ると、「ザ・ニッカウヰスキー34年」と、論文の掲載紙が。
なんと、ホントに掲載されているじゃないですか。
そこから数時間、一家で掲載紙を回し読み。いつ穴があくやらという感じ。
次に、「ザ・ニッカウヰスキー34年」を箱から出す。
すごい感慨。
次に、「ザ・ニッカウヰスキー34年」を開封。
ポンッと、開く。ふわっと香りが。
34年という、自分の年齢以上のお酒の歴史と風格。
思いをめぐらせると、「すごい物を開けてしまった」と なんか訳の分からん感動が。
思いきって、ニッカブレンダーズキットに付いてきた、 ティスティンググラスに1/3ほど注ぐ。
で、ちょと口に含む。
言葉を失う。美味いとか、そういうレベルではなく、もう、 すごいとしか言いようがない味。


感動に浸りつつ、ちょっと思ったのは、これは1本、6万円。
で、720ml、1ショット60mlくらいとして、1本は12ショット。
すると、一杯原価で5000円。バーで飲んだらいったいいくら?

あー、ありがたやありがたや。と、非常に庶民的なことも 同時に思ったりもしたのでした。

Webビジネスの勘違い3~サーチエンジン

2000年1月15日 12:00

近頃、私の仕事の愚痴の場になりつつあるコーナーですが 何らかのお役に立つ部分もあることと思いますので、またお付き合いのほどを。

最近、既存企業様向けのWebを作る仕事が多いのですが、 必ず言われるのが
「サーチエンジンとか言うのに、かくかくしかじかに登録して欲しい」
ということである。 どうも、
サーチエンジンへの登録=大ヒットサイトの条件
と思いこまれているらしく、検索のキーワードまで事細かに指定していただける。
まぁ、なにもしないでも、大ヒットするとか思いこんでいる輩よりは マシなんだろうけど、サーチエンジンにいくら登録しても、基本的には さして効果はない。
※純粋な意味で「サーチエンジンのみで大ヒットした!」という方がいたら教えて下さい。
がどうも、そういう話が蔓延しているらしく、いかに、登録しても効果が薄い旨を 教えてもなかなか理解していただけない。手抜きの言い訳口上くらいにしか思ってない。さらに言えば、値切りの口実にしようと思っている場合すらある。
ちなみに、効果はないが当然のごとく登録作業自体はちゃんとする。

経験では、どんなに上手にサーチエンジンに登録しても そこから流れてくるユーザーは、1日で数十~数百人程度。
しかも、すでに知名度のあるWebサイトの場合に限っても その程度なのだ。
知名度のないWebに至っては、一桁来れば御の字である。

じゃぁ、なんのためにサーチエンジンに登録する必要があるんだ!
という方もいるだろう。
サーチエンジンの価値と言うのは、結局、現実世界の電話帳程度の物であるということだ。
すなわち、大半の人にとっては

すでに知っているお店や人の電話番号や住所
(インターネットならURL)を調べるための物
でしかない。
そういう意味では、効果が少なくても、登録をしないというわけにはいかないのは当然である。
電話帳も、使いようで色々活用できるように、サーチエンジンも 使いようでは色々活用できるが、それは、あくまでユーザー側の工夫に依存している。 そのため、結局もとの知名度が無ければ、そのサービスへアクセスしてもらうことは ほぼ不可能である。

ちなみに、自治体のWebサイトはサーチエンジンに登録すると 比較的簡単にアクセスが増加する。
自治体の住民なり、そこに行きたい人が、一度は必ずサーチエンジンで その自治体名で検索をかけるからである。
あらかじめ、その地名がすでに知られているからこそ、サーチエンジンに 登録するだけで継続的な効果があるのだ。
翻って、一般の企業にはそういった優位性はまずない。 サーチエンジンに登録してもうまくいかないというWebは そこに原因がある。

インターネットの初期においては、Webサイト自体も少なく 検索エンジンに登録さえしておけば、一定の嗜好を持つユーザーが しらみつぶしで見れる程度のサイトが検索され、多数のユーザーが やってくるという図式があったかもしれない。
そこにおいて、「無料で」成功しやすいプロモーション手段として サーチエンジンがもてはやされたのは事実だ。
これは、個人が趣味で運営するWebでは、非常に有効なプロモーションである。 しかし、ビジネスでWebを活用しようと言う方々が、 このサーチエンジンだけで、Webプロモーションの全てがことたれり と思うのは、いささか安直過ぎはしないだろうか?

結局のところ、サーチエンジンにいくら登録しても、現実に事前の知名度が無ければ ビジネスのシーンでは差ほど役には立たないのである。
その現実世界での知名度をいかにWeb上で安価に獲得するかが これからのWebマーケッターに問われる腕かもしれない。

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