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インターネット参入要件~Webマスタ編1

1999年9月 1日 12:00

社長編に続いて、より実務に密着したWebマスターに話を移していきましょう。

Webマスターをはじめて指名された人、はっきり言って、 あなたは世界で一番不幸です。 現在の日本のWebの現状では、成功事例も失敗事例も、 ここにしわ寄せがきているのが実態です。 なすべきことも、爆発的に沢山あります。

まずは、PCに触る以前のなすべきことから。 というか、これが本当のメインの業務です。 他の本などでかたられている部分を省いても、まだまだ 抜かしてはいけないポイントは沢山あります。


なすべきこと、その1
~上の教育~

大抵の場合、前節の社長編で述べた成功要因を 満たす企業はまずありません。言い換えれば、あなたが、 その上記の成功条件を満たすように、経営陣(もしくは社長)を 誘導していかなければなりません。

要するに、Webマスターの仕事以外に、コンサルタントや 教育という仕事も加わるのです。しかも教える相手は自分の 上司という、厳しい状況です。
あなたが、会社のWebを本当に成功させたいと思っているなら、 首を覚悟で敢行しましょう。


なすべきこと、その2
~マーケティングの勉強~

これまた大抵の場合、Webマスターに任命される人は、PCが使えるという だけで選ばれていしまいます。実際にWeb上で「ビジネスを行う」ためには 世間一般のビジネスと同じように「マーケティング」が必要です。
しかも、従来のマスマーケティングと違った、新しいタイプのマーケティング 理論が重要になってきます。
常に最新のマーケティング理論を磨き続け、日々の更新に反映させないと、 そのWebは古いものとして取り残されていくでしょう。


なすべきこと、その3
~コンテンツの企画~

日々の更新は、誰かPCの打ち込めるひとにやらせれば良いが、 機軸になる企画は、結局、Webマスターのあなたが考えなければ ならない。
しかも、企業の戦略をよく理解し、その上で上層部の納得のいく企画を 一定のペースで作りつづける必要がある。
あなたが、企画のプロなら話は別だが、そうでないのなら、 ネタが切れ始めると拷問のような日々になる。 当然そのためには企画力を磨かねばならない。


なすべきこと、その4
~デザイナー等、外注のコントロール~

これが社長の教育同様、一番大変だろう。
基本的に、良い外注を選択するということに限るのだが、 大抵、外注先の選択権などあなたにないはずである。 そうすると、与えられた外注と付き合うしかないのである。

そのためには、まず、外注先の力を見極める必要性がある。
一番ありがちで、一番よろしくない見極め方が、過去の仕事の 綺麗さだけで判断することである。ホームページを数ページみて、 あなたのセンスに合うかどうかなどWebの成功には無関係だ。
次によろしくないのは、外注先の取引先の名前で判断することだ。 これまた、あなたの企業のWebの成功には無関係だ。

手っ取り早い見分け方を教えよう。
向こうの企業の担当者にマーケティングの話題をぶつけてみよう。 的確に答えれる企業であればOKだ。
その上に、経営の話題をぶつけて、しっかりした回答が帰ってくる ところなら、制作部分に関しては、ほぼ丸投げでも、問題ないものが 出てくるだろう。(あなたや、社長のセンスに合わないものかもしれないが)


なすべきこと・その5
~ユーザー応対~

運用を実際をはじめると、有象無象な問合せやクレームが入るようになるはずだ。 (入らなければ、それこそ大問題。Webを一から検討しなおしましょう)
それに対して、あなたは「会社の顔」として、責任をもって素早く回答して いかなければならない。 まさに、企業の広報官であり営業マンとしての能力も要求される。 また、同時に、そのクレームのデータも、適切に蓄積させ、今後の運営に 素早く反映させなければならない。 さらに、そのデータ-を上層部にぶつけ、企業の問題点改善のための 資料として活用させるようにするのも、あなたの仕事だ。


この5つからわかることは、あなたに要求されていることは 非常に高度で、かつ、オールマイティであるということである。

あなたは、その会社のマーケッターであり、企画屋であり、営業マンであり、 広報マンであり、外渉であり、ここでは書かなかったが、社内調整力を持つ 総務でもなければならない。さらに、上層部を教育するコンサルタントでも なければ勤まらないのである。

こんな人間不幸としか呼べない。

実は、必要なことはこれでは収まらないので、続編で、技術的知識で 必要なものをいくつかピックアップします。

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