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1999年8月のアーカイブ

サザン・カンフォート

1999年8月13日 23:00

見た目はウイスキーのような色合いと、ボトルの形、ラベル。
たぶん、バーボンの棚に並べておくと、何の違和感も無く存在できそうなお酒である。
私もやぱり気がつかなかった経験が........。

いつものバーにて
F「なんか、面白いリキュールで、面白いカクテル作ってよ」
毎度毎度のわがままを。
I「うーん。どんな感じが良い?」
F「ウイスキーのように、ゆっくりと飲めるのが」
I「ふーん」
と、しばらく考え込んでいました。
バックバーの、リキュールの棚とは正反対の ウイスキーの棚へIさんが手を伸ばしました。
そこから、何やら一本取り出しました。
で、ショットグラスについで、私の前に。
I「ちょっと、味見てよ」
F「ウイスキー?」
で、味を見ると........。なんと、甘い。
リキュールだ。
F「おお、リキュール!」
I「どう?好み?」
F「うん。なんちゅうか、甘すぎないね」
I「なんか、カクテルにする?」
F「うーん。これくらいなら、ストレートでOK」
I「そういうと思った」
F「なんて言うリキュールなの?」
I「サザンカンフォート」
F「エキス分が少なめなのかなぁ。ストレートで行けそうだよね」
I「それは、Fさんだけじゃない?ふつうは、ソーダとかで割るよ」

私の舌はひょっとしておかしいのかも.........。

知床の詩

1999年8月12日 23:00

知床の大自然に育まれた山の木ノ実のエキスをアルコールで 抽出した個性豊かな味のリキュール。
北海道のほかの地場産のリキュールが梅酒発想から抜けられないのか 果物を漬けるフルーツ系のジュースみたいな感じのリキュールが中心 であるのと、非常に対照的である。
私の好みがどちらかなどは語るまでも無い。
が、売れるのはこれの姉妹品「はすかっぷの詩」という、フルーツ系。
おかげで、北海道のお土産屋やデパートなどでも、お目にかかるのは 「はすかっぷの詩」で「知床の詩」ではない。
いと悲し。

で、私は前出の「かみふっこリキュール」の上富良野に居たのは ほんの一年程度である。その次に移り住んだのが、道東の街、網走である。
(別に犯罪者じゃないぞ)
で、そこの高校を卒業して、大学へ。
まぁ、当時の知り合いや大学時代に知り合った人なども、住んでいると いうこともあって、大学時代も就職後も、比較的よく遊びに行きました。
もっとも、すんでいた当時の悪事の多さから、こっそり帰郷するのが大半で、 まず、顔見知りにもろくろく会いませんが。

で、大学も最後の冬休みに、そっと、友人Aに招かれて、網走にまで 遊びに行きました。
あいも変わらず、下らぬ話をして私がカクテルをちまちま作り、 朝まですごしたわけです。で帰りに、お土産でも買おうと、その辺の お土産屋に入ったわけです。

F「何か、日持ちするもんない?」
店員「このへんのお菓子とか、貝柱とかかねぇ」
F「ふぅん」
個人的にはみなれたものばかり。そりゃそうです。
ちょっと前まで、住んでたんですから。
店員「お兄ちゃんお酒飲めるかい?」
F「ええ、20歳過ぎてますから(笑)」
店員「この辺の一村一品試してみてや」
と、一つのグラスを差し出してくれました。
F「これは?」
店員「なんやようしらん。あのお酒だわ。」
と、後ろのビンを指差す。そこには「知床の詩」と書いてあります。
確かに、地元だと意外とよく見ますが、札幌じゃぁまず見かけません。
F「よく見るけど、初めて飲むよ」
店員「わしわよーお酒は飲まんで、味が分からんで」
口に含んだ瞬間。驚きました。結構本格的な種子系リキュールの味。
今まで、こういった地場産品系では味わえなかったリキュールです。
F「これうまいねぇ!」
店員「そうかい?そんなに誉める人、初めてだよ」
F「一本ください!」

で、せっかく買ったこのリキュール。
帰りの汽車の中の約6時間で、あっさり消えてなくなりました。
このリキュールでカクテルとか作りたかったのになぁ。

かみふっこリキュール

1999年8月11日 23:00

私が短い間でしたが過ごした上富良野町というところの 地場産品(いわゆる一村一品というやつ)です。

まぁ、もっともこの土地に住んでいるときは、私は高校生でしたから こんなお酒の存在などまったく無関心であったわけですが。
この富良野盆地の土地にはそれなりの思い入れというか、色々な 思い出が詰まっていますし、この時代が自分の今の進路の原点に なったのも確かです。
いまでも、自分の家の窓から見える日の出公園のラベンダー畑の美しさと、 その向こうの十勝岳連邦の山並みは、日本で一番美しいと信じているくらいです。

その後、網走に転出し、札幌の大学に進学。
長らく、この土地に足を踏み入れることはありませんでした。
そして、就職。某放送局の旭川支局に配属されました。
ふと、懐かしくなり、休みの日に、汽車に揺られ 上富良野へ一人降り立ちました。

そこで見たものは、すでになくなった、昔の住まいの跡地。
観光客向けに、変えられた町並み。
正直に言って、私にとっての昔を語れるものは何も残っていませんでした。

なんとなく、うすら寂しい気分になり、
「もう帰ろう」
そう決めて、駅へと足を運びました。
歩きながら、ふと入ったのが酒屋。
汽車の時間までまだ間があるので、少し物色してみました。
うすら暗くて、あまり人の居ないお店でしたが、
初めて入った店内は外から見た以上に広く、 お酒もそろっていました。
ついでに、店内を物色していた私の目に入ったのが
「かみふっこリキュール」というPOP。
当時、一村一品など珍しくもなんとも思わなかったのですが、
手ぶらで帰るのもなんだし、と、買ってみました。
で、おまけで、小さなショットグラスをもらいました。

帰りの電車、ほとんど貸し切り。行儀悪くも、昼から、つけてもらったショットグラスを使って、かみふっこリキュールをちびりちびり。
流れ行く車窓を眺めながら。
たしかに、細かな町並みは変わったかもしれない。
でも、毎日通学中眺めて続けた、この車窓からの風景は 相変わらず美しかった。

しかし、このネームセンス何とかならんのか?かみふっこって...。 上富良野産って事を強調したいんだろうけど......。 せっかくのうまいリキュールが売れんぞ。

クレーム・ド・カシス

1999年8月 4日 23:00

個人的にカクテルをはじめたい人とかに、これのミニチュアボトルとか ハーフボトルをよくプレゼントします。それぐらい簡単に、これを使った カクテルが作れるからです。
いろんな道具そろえるより、こいつ一本買ったほうが手っ取り早いですな。
技能うんぬん以前に、無難な味に仕上がるし。
(最もプロの腕で作られたものは、もっと美味いですが)

札幌地下街の愛用のお店で。
毎度のごとく、ゼミ終了後、Aさんと連れ立ってウインドウショッピング。
グラス30円、イタリアワイン500円という安売りをAさんが見ている間に、何の気なしに、奥の棚を徘徊。
シンプルなボトルが不自然に。ラベルの雰囲気はワインですが。
ん?と思い、手にとって見ると、クレーム・ド・カシス。
あまり見ませんがかなり美味しそうです。
奥の棚のジョーヌのVEPにも惹かれましたが、今日はちょっと、これがよさげな気分です。
A「えふぅ。買うの決まった?」
F「ああ、これにする」
A「え?ワインは私が買ったよ」
F「これ、ワインじゃないよ。クレーム・ド・カシス。リキュールだよ」
A「ということは、なんかカクテル作ってくれるの?」
F「OKOK」
A「じゃ、道具とってから来る?」
F「これ使うのは、あんまり道具いらんよ」

で、彼女が白ワインを2本、私がこいつを一本とソーダを買って、そのままぶらぶらとAさんのお家へ。
で、家に着いて、料理をごそごそはじめるAさん。
A「実はアサリがあるんだぁ。ワイン蒸を作るね」
F「おおお。ラッキー」
A「ゼミの勉強でもしてたら、時間かかるし」
F「そうだね」
勉強をしていると、厨房からAさんが
A「ちょっと飲んでみて」
と2杯のワイン。
F「どしたの?」
A「どっちが高いワインだか忘れたから、味見て調べて」
F「あのねぇ...............。」
でも、飲んでみると、どっちも辛口だけど、確かに片一方があんまり美味しくない。
F「こっちじゃないの?」
A「そぉかぁ。じゃ、こっちを料理に使うかぁ」
F「つうか、その美味しくないほうも飲んじまおうよ。カクテルにして」
A「じゃ、良いほうは今度ということで........。」
F「今度があればね(笑)。さて、グラス頂戴」
さて、買ってきたクレーム・ド・カシスの出番です。
まずは、ストレートで味見。
むむむ。美味い。カクテルにするのがもったいなくなってきた。
A「じゃ、ワイン蒸も出来たし、いただきますか」
F「ですね。」
A「お酒は何から?」
F「まずは軽く、カシスソーダでいかがでしょうか?」
と、さっさとカシスソーダを作る。
A「美味しいねぇ。これ」
F「でしょう。なかなか、良いカシスにあたったよ」

で、食後。
A「で、残ったワインの処理は?」
F「へへへ。これも、このカシスが処理してくれるよ」
A「へぇ」
で、再びグラスを取り出し、残った白ワインを注ぐ。
そこに、クレーム・ド・カシスをちょっといれる。
で、くるっとバースプーンでステアして、キールの出来あがり。
F「どうぞ」
A「ほー。なんてカクテル?」
F「これが有名なキール」
で、キールの薀蓄がスタート。が、話を聞かずに、飲むAさん。
一言。
A「これ美味しいね」
ま、これが正しい飲み方ですね。
結局このカシスもとられちまった記憶が..........。

シングルトン

1999年8月 2日 23:00

F「いやぁ、もう一枚?には参ったよなぁ」
M「ほんと、笑えましたよ」
などと、地下鉄で、さっきまでいたブラジル料理屋での 出来事を、ちんたら座談しながら岐路についていました。

カレコレ半年ぶりくらいの東京での仕事に出てきて、 後輩のMとHとブラジル料理屋で、死ぬほど食わされ、 もう何もいらんという気分のときです。

M「行徳のお店いきます?」
F「いいねえ。時間も時間だから、軽く一杯ね。」
M君、気を使ってくれてありがとう。
お言葉に甘えて、行き付けだったバーへ。
で、お店に一歩。

F「相変わらず込んでるなぁ」
W「あら、いらっしゃい」
F「お久しぶり」
W「なぁんだ。生きてたんだ」
F「そりゃぁ」
でも、知ってる人は、このWさんくらい。
Wさん忙しいのか向こうで調理に熱中。
も一人は知らんひと。
店員「何になさいます」
F「あ、えと、なんかモルトを」
M「ソルティードッグを」
店員「かしこまりました」
で、二人でしばらく、ゆっくりと酒を味わう。
忙しく動くWさんが私のグラスを見るや、
W「Fさん、今日はモルトですか」
F「ええ」
店員を捕まえて、Wさんが
W「このひと、最強の酒飲みだから、そこのカスクの棚の酒、全部出して」
F「...........(呆然)」
店員「分かりました」
F「(ぉぃぉぃ、わかるなよ)........。」
で、次の瞬間、私の目の前に、モルトのボトルが、6本。
グラスが6個。
隣の席にいた女の子二人組みがクスクスと笑い出す始末。

で、駄目押しがM君の一言
M「あ、このソルティードッグが空くまで飲んでください」
ちなみに、M君、お酒が弱いので、半永久的にお酒のグラスは空きません。

で、ここからペースアップ。開き直って、グラスを空け出す。
店員「本当にお強いんですね」
F「いや、そんなことはないんだけど......。」
店員「次はこれですね」
と、勝手に注ぎ出す。
そろそろ4杯目にかかろうかというとき、満腹感から、げっぷが.......。
ブラジル料理の味。
店員「つぎはこれですか」
と、赤いシングルトンのラベルを突出す。
F「.........」
このときのシングルトン、もはや味があんまりわからず。
シングルトン飲んでるんだか、ブラジル料理の味をもう一回味わってるんだか。
酔いより、満腹でグロッキー。
今度の出張は、リベンジだな。うん。

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