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発明と発見

1997年10月12日 00:00

発明と発見は科学の偉大な成果として、よく扱われます。 発明と発見の違いは何かといわれれば、たいていは、 発明というのは何か新しいものを作り出す事で、 発見というのはすでに存在していたが、今まで知られて いなかったものを見つける事だと思う。
で、科学の中で、発明と発見てどれがどれなんだろう?

たとえば、冥王星。これは発見らしい。
万有引力。これも発見らしい。
分子。これも発見らしい。
何とかっていう種類の動物。これも発見だ。

じゃあ、発明って何だろう?
たとえば、蒸気機関。これは発明のようだ。
電球。これも発明のようだ。
半導体。これも発明だ。
ロケット。これも発明だ。

こうしてみると発明ははっきりしてる。
人間の手で作られたものだ。 そうすると、科学というよりは、工学と呼ばれるの かもしれない。 それらが科学の成果といわれるのは、科学の理論が予測した事が出来るからのようだ。

じゃあ、科学の理論は、発見なのだろうか?
たとえば、アメリカ大陸の発見。これは、普通に僕らが 知らなかったものを見つけただけである。
では、分子はどうだろうか? 本当に存在しているはずのものを単純に見つけた、 といえるだろうか?

たとえば、分子を実験のつじつまが合うから「考え出した」 のなら、それは「人間が作った」のだから、 発見ではないのではないのではないかという気がする。 それはむしろ、発明ともいうべきではないだろうか。

そうやって考えると、科学は確かに経験や実験に 一致するけど、僕らが知らなかったものを単純に見つけた とは言いにくいのではないだろうか。

しかし、そうすると 科学の中で何が発見で何を発明とすればいいんだろう?

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