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第35回  ビジネスブログをはじめよう の巻

2006年4月15日 19:13

小学六年生の夢

 先日、テレビを見ていたら首都圏に住む小学生の中学受験についての特集をやっていた。 それほど興味のあるテーマでもないので見るとはなしで見ていて、少し疑問を、 というよりもなんだか随分ばかげているような気がしてきて一人テレビに向ってブツブツ文句を言ってしまった。
子供を首都圏の有名中学に入れるために家族で札幌から引っ越してきた家庭や、毎夜塾に子供の夕食を届ける母親、学校から塾へ直行し、 自宅に帰ったあとも家族と会話するでもなく、まっすぐ自室の勉強机に向う女の子。
ボクを含む旭川の民間企業5社で始めた北海道上川中部地域への移住支援事業を通じて、 先日下見ツアーに参加していただいた30代のご夫婦は今年小学校に入学するお子さんの教育を考え、 なんとか小学校入学前までに移住したいということでしたから、人によって価値観って180度違うものだなとあらためて実感。

 まあ、どちらの価値観がよりどうだなんて話はすべきではないと思うけど、 そのテレビ番組の最後に今年慶応中学を受験するという小学六年生に将来の夢を聞いたら「生きた痕跡を残す」だって。 それを聞いてこっけいに思ってしまったのはきっとボクだけではないと思うのですが。
先月号では、 インターネットの新しいサービスやそれによって広がる価値や共感の連鎖が新しい価値観の共有を生み出すだろうというさわりをお話させていただきました。 つまり、これまで、情報の発信地は出版、テレビ、新聞などのマスコミを通じたすべて東京基準だったのに対し、ブロードバンド、ブログ、 SNSといったインターネットの新しいサービスは、地方にいながらにして良質なコンテンツを発信することを可能ならしめたということです。
先の慶応中学受験の小学生の夢を番組ディレクターがどういうつもりで放送にしたのかその真意はわからないけれど、 そもそもは東京で生き残るためだけの価値でしかないのかもしれないことを、さも全国共通で必要な価値のように考えて放送したとするなら、 彼の感覚では残念ながらこのいわゆるWEB2・0時代は生き残れないだろうな。


WEB2.0

 先月から実はひとつの統一したテーマでこの連載を進めさせてもらってますが、キーワードはWEB2・0。ただ実はこのWEB2・ 0という言葉はあまりにも概念的過ぎて、ずばり何をさすと言う言葉ではないのです。
しいて説明すれば、インターネットが一般に浸透してから一定期間を経過し、 成熟しつつあるインターネット上のサービスを示すWEBをプラットフォームとした新たなテクノロジーとコミュニケーション、 ビジネスのあり方を総称する言葉かと。インターネット全体がコミュニケーションのプラットフォームとしてサイトやサービス、 コンテンツが連動、連鎖し、おのおのの情報リソースがインターネットというインフラ上で複合的に利用されるというのが現時点の僕なりの整理、 と言うところでしょうか。
ただ、一ついえることは、これまで例えばコミュニケーションサイトにしても、ショッピングサイトにしても、多くの人の目に触れる、 良質なコンテンツ足りえるには、そのサイトの構築、運営にはいわゆる「資本力」はその良し悪しを決定付ける重大な要素でした。
しかしながら、WEB2・0の概念では膨大な量のインターネット上の情報リソースを複合的に利用することから、開発、 運営コストを多くかけなくても良質なコンテンツを生み出すことが可能になります。つまりこれからは、よりサービスの質を高め、 価値の共有を作り出すという最も本質的な作業こそが大切になると言えるでしょう。


そもそもブログってなに?

 そのWEB2・0の入門的なインターネットサービスが最近話題にのぼることの多いブログです。このブログサービス、 新聞などで紹介されるときには「日記風簡易ホームページ」と説明されているようですが、これだと、 「テキストベースのシンプルな日記のページかあ」って感じですよね。もっともこの「簡易」って言う言葉は、ブログの見た目、体裁ではなく、 管理画面を通じたコンテンツの更新管理が容易にできるってことをさして言っていると思うのですが、実はブログにはこの 「日記風簡易ホームページ」という表現からは想像することの出来ない、驚くべき高機能が隠されているのです。 実はこの機能こそがブログをしてWEB2・0の入門ツールと言わしめる由縁。詳しい説明は次号に譲るとして、 今回はそのさわりだけでもご紹介しておきましょう。
ブログの特徴的な機能は「RSS」と「トラックバック」の二つに集約されると言えるでしょう。RSS(Rich Site Summary)とは、主にサイトの更新情報を公開するために、コンテンツの見出しや要約などのデータを構造化するフォーマットのことです。 ブログに限らず、インターネット上のコンテンツ情報がタイトル・アドレス・見出し・要約・更新時刻などの統一されたフォーマットで整理され、 文書化されることから、多数のWEBサイトの情報を効率的に把握することが出来るようになります。 RSSリーダーと呼ばれるソフトを使用することで、例えば新聞社や報道機関のサイトや、企業のプレスリリースなど、 更新情報をユーザーがわざわざサイトをチェックしに行かなくても、また、情報提供者側もメルマガなどで配信しなくても、 常に更新情報を把握できるようになります。
さらにブログではこのRSSをサイトの更新時にPING送信することで、自ら更新情報を送信し、 サイトの更新情報をブログの検索機能を提供しているサイトやブログポータルサイトなどに送ることが出来るため、 常に最新情報を広く公開することが可能なのです。
そして、もう一つ「トラックバック」とは、簡単に言うとブログ同士をリンクさせる機能のことですが、特徴的なのは、通常、 自分のサイトに他のサイトへのリンクを張る場合と違い、 自らのサイトに他のサイトのリンクを張ったことをその当該サイトにお知らせするリンクの仕組みであることです。
ブログ作者が別のブログを参照(リンク)して、自分のブログでコメントしたりする場合、参照サイトへのリンクを張るのが一般的ですが、 ただリンクしただけでは参照元サイトの作者はどこからどうリンクされているのか通常わかりません。しかしながら、トラックバックを使うと 「このブログからリンクを張った」という情報が通知され、リンク元サイトのURLやタイトル、内容の要約などが表示されるのです。
このようにブログは、単に簡易ホームページとしてではなく、インターネットの最大の特徴である「ネットワーク」 のメリットを最大限に引き出す仕組みと言えるでしょう。では、 次回はこのブログがビジネスにどう活用できるのかをご紹介してみたいと思います。

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