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第30回 実践!ホームページ構築講座 その10 「とどのつまり自分たちでできること」 の巻

2005年11月19日 00:22

旧友とキャンプ

 先月の3連休、トマムリゾートに勤務していた頃の友人たちと久しぶりのキャンプ&カヌーに出かけました。目指すは十勝の 「日本一の清流」と名高い、歴舟川。カムイコタンキャンプ場前から河口まで下りましたが、途中、遡上するサケの姿を見たり、 久しぶりにパソコンの前を離れ、実にゆっくりとした時間を過ごした気がします。思えばあの頃、 リゾートのスタッフとして一緒の夢を見た仲間も今は二人が独立し、会社に残った一人も部門長にまで出世して、キャンプ場で七輪を囲み、 酒を酌み交わす時の話題も随分変わりました。ただ、今もこうして会えばすぐ昔のように話ができるのは、バブル崩壊後のリゾートで、 何をやるにも経費節減が叫ばれる中、何でも手作りのイベントを一緒に苦労してつくりあげた仲間だからこそでしょう。

最小の予算で最大の効果

 さて、「ホームページ構築講座」ということで、企業やお店がホームページ(以下HP)を制作、 公開する際のポイントを過去9回に渡って書いてきましたが、10回目の今回は今までのお話を総括して、 このテーマについては一度締めくくりたいと思います。結局のところ、「HP公開のためのポイント」とは何なのでしょう? ボクはHPがあくまで企業やお店にとって宣伝広告媒体である以上、 (中には商品の販売機能から決済機能までをも兼ね備えたいわゆるショッピングサイトもありますが) 最小の予算で最大の効果を上げることに他ならないと考えます。最大の効果については、何をもって最大とするかは判断の難しいところですが、 最小の予算については限りなく0に近い予算でHP公開にたどり着くことができるならそれに越したことはないわけです。
先のバブル崩壊後のトマムリゾートの話ではありませんが、すべてを手作りすればとりあえず外部に予算を流出することなく、 低コストでHPを公開することも、もちろん可能です。ただし、インターネット草創期、まだHP自体の数も少なく、 表現手法も多少のグラフィックとテキストを中心としたレベルならばまだしも、WEB上の表現手法、マーケティングツールが高度化、多様化し、 膨大な数のHPが存在する現在、もはや「手作り」で効果を上げることは非常に難しいフェイズであり、 最小の予算ではたして効果を上げることができるかどうかは疑問ではありますが。
もちろん、それなりの「時間」をかければ、現在も「手作り」でそれなりの効果をあげることができないわけではありません。しかし、 時間を通常の業務以外にどう捻出するかを考えると、結局は別に専属の部署、スタッフを配置するしかありません。また、 そうしたスタッフが機能するようになるにもそれなりの時間が必要ですから、「最小の予算で最大の効果を上げる」には、 やはり外部機関に委託するべきだと、ボクは思います。
ただ、すべて広告代理店、制作会社などの言いなりでは、いたずらに予算を膨らませることになりかねないし、たとえ外部の制作会社に、 制作から運営・サイト保守代行まですべてアウトソースするにしても、ご自分や自社で考えるべきこと、やるべきことをこなすことができれば、 とりあえずその分は委託費をリーズナブルに抑えることができます。
この連載では以上の観点から、制作を外部に委託する前提で、失敗のないHP制作方法をお伝えしてきたので、 自分でホームページをつくりたいという人には少々不満の残る内容だったかもしれませんね。まあ、 そういう方はHP作成の解説本がたくさんありますから、そちらを読んでくださいませ。


自分たちでできること。

 この連載を最初から振り返る内容になりますが、まずは優良な制作会社をパートナーとすること。ただ、 見積もりが安いといって安易に契約してしまうと、デザインは良いけど、御社が本当にインターネットを通じてやりたいことを理解して、 専門家として期待したい効果的な結果をだすために必要な提案、アドバイスは受けることができないかもしれません。
HPは公開して終わりではありません。PR媒体として期待する効果を発揮してくれるかどうか、 そのために必要な運営手法等の情報を豊富に持っているか、制作会社を選ぶときには、よく確認が必要ですね。 マーケティングの知識のない制作会社や、クライアントがネットやPCが良くわからないのをいいことにひどいHPをムリヤリ、 しかも高額で売りつける業者もいるようですから、要注意です。
パートナーが決まれば、よく相談しながら進めていただくことが一番ですが、やたら、フラッシュを使ったムービーや動画、 カッコはいいのかも知れないけれど、ダークなカラーに英語のメニューなど、見た目に凝ったデザインを提案してくるような場合は、 本当にそれで御社のHPを初めてご覧いただくお客様に伝えたい内容が伝わるのか、再度考えてみてください。見た目のかっこよさ、 雰囲気にだまされず、御社のことをまだ知らない初めてユーザーが一見して誰が、 何のために運営しているHPなのかを印象付けられるようなデザイン、この会社が本当に信用できる会社か、どんな商品を、どんなサービスを、 どのような理念の下で、どういう人たちが提供しているのか、きちんと伝わるコンテンツがなければ、 あなたのHPはお客様の信頼を獲得できはしないでしょう。
実は制作会社にとって、この辺のデザイン提案、コンテンツ提案、テキストの作成代行が付加価値も高く稼ぎどころ。 このあたりをよく吟味して、逆に制作会社に提示できるとその分の費用は安くあがるし、 何よりも自社の考え方を誤解なく伝えられるメリットがあります。同業他社のサイト等を数多くみて、 自社特有のサービスは差別化のために大きく取り上げる、また、他社の良いものはさりげなくまねをすればいいのです。
実際に公開した後はサイトを見てもらうための工夫をすること。SEO(検索エンジン対策) 等は制作会社と相談しながら進める必要がありますが、場合によってはPPC広告(オーバーチュアやアドワーズ)などの導入を検討しながら、 アクセスアップを図リましょう。御社のHPが検索サイトで上位表示されるために、サイト内容の充実は絶対に必要です。日常のページの追加、 更新が容易で、安価にできる仕組みを最初に考えておきましょう。日記プログラムやブログなどのツールをうまく利用し、 日常からページの充実を図る社内の体制を整えていくことも重要です。
 良いパートナーを選ぶ、デザイン、コンテンツ制作の方針を決める、 原稿制作や写真素材などを用意するなどの自分たちでできること、専門家のノウハウが必要なこと、 プロに任せた方が時間的にも早くできる点などをきちんと整理して進めることが良いHPをリーズナブルに制作、 運営する最も良い方法ではないでしょうか。

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